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第九幕
ホンイツの最期
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最終更新日:2003年12月5日 (金) |
- タンヤオ
- ところでさっきイーぺーさん、大収穫って言ってましたけど何か分ったんですか?
タンヤオはレジにあるチップを数えながらイーぺーに聞いた。
- イーペー
- おう、そうだそうだ。実はよ刑務所に行ってピンフと会って話を聞いてきたんだ。
- タンヤオ
- あいつ元気でしたか?
- イーペー
- お世辞でも元気そうとは言えなかったな。
- タンヤオ
- そうすか・・・。
- イーペー
- そう落ち込むなって!お前の近況はあいつに話しておいた。喜んでたぞ。
- タンヤオ
- サンキューです。
タンヤオは嬉しそうにチップを並べ始めた
- リャンペー
- で、ピンフから何か聞けたか?
- イーペー
- そうせかすなって。タンヤオー!!コーヒーナシナシでよろしく。
- リャンペー
- だから早く言えよ。
- イーペー
- フフフ、どうもホンイツは殺されたらしい。
- リャンペー
- !!
- ホンロー
- !!
- タンヤオ
- !!
- イーペー
- ほれ、見たか!!ビックニュースだろ!
- リャンペー
- 誰に殺られたんだ、ホンイツは。
- イーペー
- ピンフも監視の立ち話を盗み聞きしたらしいからはっきりしないんだがどうも暗殺らしい。
- ホンロー
- おかしいですね。ホンイツぐらいの奴だったらSPがついてるはずなのだが。
- イーペー
- どうやらSPもまとめて殺られたそうだ。しかも正確だ。5人を5発の牌弾で仕留めたそうだから。
- リャンペー
- まさかイッツーか?
- ホンロー
- 私もそんな予感が。
- タンヤオ
- 三々会じゃないんすか?
- リャンペー
- いや三々会はどちらかといえばまだ中立だし、今、字牌達に目を付けられたらすぐに潰されちまう。そんなに正確に殺せるのはイッツーぐらいだろ。
- ホンロー
- でもよく考えてみるとイッツーはSPを殺すなんて無駄なことはしないのでは。
- タンヤオ
- じゃあ一体誰なんでしょうね?
- イーペー
- んーー???
- リャンペー
- まあその事は後回しにしとくか。
- イーペー
- それがそうも行かないんだよ。明日、ホンイツの葬儀が執り行われるらしいんだ。全員参加らしいんだよ。
- ホンロー
- なるほど。ホンイツはろくでなしではあるが跡継ぎでもあるからな。
- リャンペー
- かったりーな。
- イーペー
- おい!兄貴何処行くんだよ?
- リャンペー
- ちょっと・・・。
- タンヤオ
- 危ないっすよ!今は。
- リャンペー
- こんなときこそ警備ってのは手薄なんだよ。2,3時間で戻る。
リャンぺーは点棒をくわえながら夜の街に出て行った。
- イーペー
- 兄貴、大丈夫かな?
- ホンロー
- 彼なら大丈夫でしょう。
- タンヤオ
- あっさりしてますね。あ、そうださっきホンローさん(昔は昔だよ)ってな事言ってましたよね?何の事なんすか?
- イーペー
- そうそう。俺も興味があったんだよね。
- ホンロー
- いいでしょ。お話しましょう。ひょっとしたらこの話がこの事件の鍵を握っているかもしれませんから。