 |
第五幕
タンヤオの希望
|
最終更新日:2003年12月5日 (金) |
雀卓都市は4つのエリアに分かれている。東・南・西・北という風に。
東はごろつきの溜まり場、南・西は普通、北は雀政界の本拠地がある。 通りも4つに分かれ東1・2・3・4・・・北1・2・3・4となっている。
数字が大きくなるにつれて中心部から離れる。
ただ普通の雀卓と違うのは東は北の対面になっている。
つまり言い換えれば並びが東・南・北・西という訳である。
- イーペー
- 兄貴よ、何でホンローは俺達の肩を持ったのかな?
- リャンペー
- ムー?俺も分からん。しかしあいつは嘘は言ってない。
- イーペー
- 俺もそう思う。けど、こんな事したらあいつにとってデメリットが増えるじゃないか。
この事がバレればあいつは自動刑務所行きだゼ!
- リャンペー
- あいつも気がついたんだろ。俺達は分かれていてはいけないという事を。
結局、俺達は字牌も含め共に歩んでいかなければならないのだ。独裁の空しさを。
- イーペー
- ・・・
- リャンペー
- ここだな
見た目は古そうだが造りはしっかりしていた。
緑のドアを開けるとマスターらしき奴しか見当たらない。
- タンヤオ
- いらっしゃい
- イーペー&リャンペー
- !!
- タンヤオ
- !
- リャンペー
- タンヤオじゃねーか!どうしたんだお前!?
- タンヤオ
- ペーコーさん達じゃないすか!!捕まってなかったんすね。
- リャンペー
- 当たり前だ。まあでもギリギリだったけどな。
- イーペー
- お前はどうだったんだよ?
- タンヤオ
- 酷いもんでしたよ。ピンフが捕まって一人でいろいろ渡り歩いてきてたどり着いたのが小さい酒場。
まあ俺にはこういう方が向いているかもしれないすけどね。
- リャンペー
- ところでよ、いるんだろトイトイが。
- タンヤオ
- おっ!耳が早いッスね。やるんすかド派手に。
- リャンペー
- 状況次第だ。
- タンヤオ
- ガマンしたかいがあったかな。でもトイトイさんは今いないっすよ。
- イーペー
- えっ!
- リャンペー
- どうしたんだ奴は?
- タンヤオ
- 夜には戻るって言っていたんすけど何するかは言わないで出ていっちゃたんです。
- イーペー
- 馬鹿な、あいつは釈放されたばっかなんだゾ。今うろうろしてたらまた捕まっちまう。
- タンヤオ
- その点は大丈夫ッス。回し打ちルートをとりあえず教えときましたから。
- リャンペー
- そうか、じゃまた夜来るよ。
- タンヤオ
- えっ、どこ行くんすか。
- リャンペー
- チンイツのところだ。
- タンヤオ
- 危ないッすよ、あそこらへんは。警備が多いから。
- リャンペー
- フフ、大丈夫だ。回し打ちルートならお手のもんだからな。あいつに会わなきゃ話が始まらん。
- タンヤオ
- 分かりました、じゃ夜に。
- リャンペー
- ああ