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倉科遼を読む- 連載 - 舞姫~ディーヴァ 】の記事
  • 8月
  • 5
  • 2007
20:59

第30話 満員御礼!!

歌手デビューが決まった"DIVA"の四人は、店の仕事とレッスンの合間を縫ってポスター撮り、プロモ撮りなどを精力的にこなしていった。
彼女たちのニュースは週刊誌やテレビを通じて大きく広まっていった。
そして、彼女たちを一目見ようとDIVAには客が殺到した。
しかし、客は増えているものの、その客をしっかりつかんで常連客、固定客にしなくては銀座店の条件である売り上げ二倍には至らない。
銀座に行く「チーム舞」を支える梨乃たちの期待にもこたえたい。
そこに6人連れの客が入ってきた。彼らはDIVAの四人を指名して、ピンドンを5本も抜いてくれた。
年俸数億円のスポーツ選手、川崎ベアーズの面々だった。
その後もサッカー選手、お笑い芸人などのキャバクラ大好き人間が次々にDIVAにやってきた。

同じころ、溝江の会社に大島田組の人間が来ていた。
銀座進出の橋頭堡として溝江に任せたQUEENの売り上げが振るわないためである。
生命の危険をちらつかせながら部屋を出る男たち。溝江はおびえていた。
QUEENは相変わらず客が少なかった。全然心配ないと説明する観月だが客の口からDIVAが銀座進出すると聞いて顔色を変える。
この店の対面のビルに店を出す。正面から堂々と乗り込んできた舞に観月は闘志を燃やす。

  • 7月
  • 19
  • 2007
21:41

第29話 明日への扉

芸能界デビューの話は無くなってしまった。しかし舞達は自分達はあくまでキャバクラ嬢。自力で銀座店を成功させようと誓い合う。

そして開店。この日は今月のショーの初日だった。
そこに一人の男がやってきた。舞を指名した彼の姿を見て黒服たちは驚く。男は島貫悟志だった。
そしてショーが始まった。熱気に包まれたショーに喜ぶ観客。そしてヒップホップからバラードへと進み、フィナーレを迎えた。
最後にダンサーの名前が紹介されていった。舞の名前が呼ばれたとき、島貫は思わず立ち上がって拍手をしていた。
門馬に会った島貫は先日の非礼をわびた。そして、今日来たのは門馬が置いていったDVDを見たからだと話した。
舞達は自分が思っていたより完成度の高い踊りをしていた。歌唱力さえ磨けばすぐにデビューできる。そう言って彼女達のプロデビューを約束した。

ミーティングで芸能界デビュー決定を報告された舞達。これからはキャバクラの仕事の合間を縫っての地獄のスケジュールになる。
ユニット名は「舞姫・ディーヴァ」デビューは三ヵ月後でそれにあわせて銀座店をオープンさせる。
そして特訓の日々が始まった。同伴、アフターをする時間が無くなったために客に事情を話して了解してもらった。そこから話が広がり、話を聞いた客達もともに喜び、応援してくれるようになった。

一方、鳴り物入りで銀座にオープンした溝江の店「クイーン」は閑古鳥が鳴いていた。もう二ヶ月もこの状態だ。
溝江は観月を責め、クイーンとDIVAの差はどこにあるのかという。
観月には理由がわかっていた。それはキャストの年齢。キャバクラは所詮若い女の世界。銀座なら三十路すぎでも通用するかと思っていた観月だが、そんな期待は夜の世界の現実の前で吹っ飛んだ。
溝江に抱かれながら観月は考える。この男と一緒になってわかった。IT業界の寵児などといわれているが溝江もただの操り人形。関西最大手の暴力団、大島田組の。

「舞姫・ディーヴァ」のデビュー曲が完成した。タイトルは「ダンシング・クィーン」。
デビューは一ヵ月後、待ったなし!

  • 7月
  • 19
  • 2007
21:41

第29話 明日への扉

芸能界デビューの話は無くなってしまった。しかし舞達は自分達はあくまでキャバクラ嬢。自力で銀座店を成功させようと誓い合う。

そして開店。この日は今月のショーの初日だった。
そこに一人の男がやってきた。舞を指名した彼の姿を見て黒服たちは驚く。男は島貫悟志だった。
そしてショーが始まった。熱気に包まれたショーに喜ぶ観客。そしてヒップホップからバラードへと進み、フィナーレを迎えた。
最後にダンサーの名前が紹介されていった。舞の名前が呼ばれたとき、島貫は思わず立ち上がって拍手をしていた。
門馬に会った島貫は先日の非礼をわびた。そして、今日来たのは門馬が置いていったDVDを見たからだと話した。
舞達は自分が思っていたより完成度の高い踊りをしていた。歌唱力さえ磨けばすぐにデビューできる。そう言って彼女達のプロデビューを約束した。

ミーティングで芸能界デビュー決定を報告された舞達。これからはキャバクラの仕事の合間を縫っての地獄のスケジュールになる。
ユニット名は「舞姫・ディーヴァ」デビューは三ヵ月後でそれにあわせて銀座店をオープンさせる。
そして特訓の日々が始まった。同伴、アフターをする時間が無くなったために客に事情を話して了解してもらった。そこから話が広がり、話を聞いた客達もともに喜び、応援してくれるようになった。

一方、鳴り物入りで銀座にオープンした溝江の店「クイーン」は閑古鳥が鳴いていた。もう二ヶ月もこの状態だ。
溝江は観月を責め、クイーンとDIVAの差はどこにあるのかという。
観月には理由がわかっていた。それはキャストの年齢。キャバクラは所詮若い女の世界。銀座なら三十路すぎでも通用するかと思っていた観月だが、そんな期待は夜の世界の現実の前で吹っ飛んだ。
溝江に抱かれながら観月は考える。この男と一緒になってわかった。IT業界の寵児などといわれているが溝江もただの操り人形。関西最大手の暴力団、大島田組の。

「舞姫・ディーヴァ」のデビュー曲が完成した。タイトルは「ダンシング・クィーン」。
デビューは一ヵ月後、待ったなし!

  • 6月
  • 23
  • 2007
21:35

第28話 芸能界進出!?

四人でダンスユニットを結成して芸能界にデビューする。
門馬のアイデアに驚く舞達四人。
実は門馬には芸能界とのつながりがあった。人気アイドルグループ「イチゴ娘」のプロデュースを手がけた島貫悟志とは一緒にバンドを組んでいた仲だったのだ。
門馬は高校卒業後バンドを辞めて柊グループに入社してキャバクラ界で頂点を目指す道に進んだが、島貫は作曲の才能に恵まれていたためにプロのミュージシャンになった。
そして「ストロベリープロジェクト」の成功で一躍大プロデューサーと呼ばれるようになったのだ。

以前島貫と酒を飲んだときにキャバクラ嬢の芸能ユニットを作ったら面白そうだと言っていた。だから舞たちのことを彼に相談してみようと言う門馬。
突然の展開に驚く梨乃たちだが、舞に島貫が乗るかどうかはわからないからあまり浮かれないようにしようと言われて自分達はあくまでキャバクラ嬢なんだと思い直す。

島貫を訪ねた門馬は舞達のことを話してみた。しかし島貫の態度はそのころと変わっていた。
あれはリップサービスだった。キャバクラのショーなんて学芸会に毛が生えた程度のものが多いし、そんな才能があったら初めから芸能界を目指すだろう。
キャバクラなんか、と言う言葉に失望した門馬は「大プロデューサーになって、人間変わっちまったようだな」と言い残して席を立った。

島貫もキャバ嬢のユニットを考えたことがあった。しかしそれは「イチゴ娘」をやる前だ。
「ストロベリープロジェクト」を成功させたと言うのに、その次がキャバクラだなどと言ったら自分の立場が危なくなる。
そのとき島貫は門馬が置いていった封筒を見つける。その仲にはキャバクラ嬢芸能ユニット「DIVA」の企画書とCDが入っていた。

週明けのミーティング。舞がスカウトしてきた四人が入店してきた。
解散後、梨乃が舞に話しかける。門馬はDIVAのことについて触れなかった。
門馬に尋ねるとやはり島貫は断ったそうだ。芸能界進出の話はなかった事になった。

(ひとこと)いまさら突っ込みようもありませんが、明らかにつ○くさんですよね。
「女帝」では「イブニング娘」、「愛人形」では「セイハロー娘」でした。
ちょっと前までは木村拓哉のニセモノがいっぱい出ていたんですけどね^^

  • 6月
  • 15
  • 2007
18:30

第27話 レッツダンス

なつかしの駒沢公園にやってきた元ディーヴァとチェッリシュの六人。
ここで踊っている娘たちをスカウトしてチーム舞に入れようという考えだ。
スカウトの方法は簡単だ。彼女らが踊れば自然に人が集まってくる。
ひとしきり踊ったところで自分たちが今キャバクラにいること、一緒に踊る人を探していることを話して希望者を募る。
こうして舞たちはあちこちのストリートダンスの聖地をスカウトして歩いた。
しかし、公園では18歳未満の少女が多くて思うようにいかない。
そこで、もう少し年上の女性が集まるクラブで声をかけることにした。

クラブにいる娘たちはなかなかスカウトに応じてくれなかった。
彼女たちは芸能界を目指しているのだ。クラブで踊っていれば芸能界のスカウトが来るかもしれない。
芸能界へつながるルートがあるならキャバクラで踊ってもいい。

進退窮まった舞は門馬に相談してみることにする。
確かにダンスをやる人間は芸能界にあこがれる。誰でも一度は夢見ることだ。
そのとき舞は父の店で働いていたキャストが芸能プロダクションにスカウトされてタレントになったことを思い出す。
そのとき店長だった門馬がそのキャストが今活躍している井上和歌子であると補足すると梨乃たちはへぇーっと声を上げる。

そういう女性がどんどん出ればよい。門馬は自らがその仕掛け人になることにする。
元チェリッシュ+舞の四人組で芸能ユニットをデビューさせる。それが門馬のアイデアだった。

  • 5月
  • 30
  • 2007
18:36

第26話 皮肉な現象!?

DIVA2号店の話を聞いた梨乃たち三人。
目途が立ったら話そうと思ってたという門馬に梨乃は「今は仲間じゃないの、水臭いなぁ」と文句を言う。
ストリート時代はライバルだったが今は仲間。だから舞が銀座店を立ち上げるのなら歌舞伎町店は私たちが守ると舞を応援する。
昔の態度とは変わっていた梨乃の姿に感動する裕司と謙次。
門馬もこれならば銀座店計画を進められると希望を持つ。

門馬が課した試練について梨乃に説明した舞。梨乃は
「つまり、”チーム舞”をつくれってことだね」と舞に言う。舞一人で売り上げを倍にするのは不可能だ。それならば、舞がスカウトして育てたキャストたちと共にがんばるしかない。まずはメンバー集めからはじめるべきだとアドバイスする。

店に出た舞はキャバクラ遊びが好きな客から「この店は若返った」と言われる。
昔のキャバレーやクラブだと20代半ば以上、ともすれば40代の女性もいたのだが、キャバクラは若い女性が接客してくれる。
それが好きなのだが、ショーのレベルを上げようとするあまりにメインのキャストの年齢が上がってしまって客が離れていくという皮肉な現象が出始めるというのだ。
キャバクラを好きな客は、ショーが好きなやつと若い娘が好きなやつが半々ぐらいだという話を聞いた舞は「つまり、若くて踊りが上手い娘が見る店がはやる」と考える。

閉店後、舞は仲間たちにそのことを話した。
若くて踊りが上手い子をスカウトするあてがあるという舞。
門馬はそれを見てこのメンバーなら溝江の「クイーン」に勝てる店を必ず作ってくれると確信する。

  • 5月
  • 8
  • 2007
03:05

第25話 チーム舞

突然黒服になると言い出した裕司と謙次。高校を卒業してから目標も持たず生きていた二人は舞を助け、銀座店を仕切れるように育ててほしいと門馬に頭を下げる。
こうしてディーヴァの黒服になった二人。
前から彼らを知っている梨乃たちはなぜ二人がこの店に来たのか不審がる。

門馬は二人に黒服としてのすべてを教えようとしていた。来るべき銀座店オープンに向けて少しずつやるべきことが見えてきた。
梨乃は二人が昨日社長室に行って舞と話していたことを思い出し、社長を含めた四人が何かを画していると考える。
店を出てコーヒーを飲んでいた梨乃たちは偶然舞と謙次、裕司が歩いているのを見つけてしまう。
後をつける元チェリッシュの三人。
そこでは二人が舞にキャストをどうするつもりなのか舞に問いただしていた。
誰が新宿店に残って誰が銀座店に行くのか。今話すと店の者が動揺するから門馬も銀座店のことはほかのキャストに話していなかった。

驚いた梨乃たちは三人の前に現れ、説明するように詰め寄る。

  • 4月
  • 21
  • 2007
15:46

第24話 試練のテスト

銀座にDIVA2号店を出す。その思いを聞いた門馬は舞にこの店の売り上げを2倍にしたら店を出そうと言う。
自分が経営側に立って売り上げを上げなくてはならない。更に、キャストと黒服を見つけて育成すること。これが門馬の出した条件だ。

数日後、銀神会の藤原を訪ねた舞と門馬。銀座進出の際にケツ持ちだけをやってもらいたいという無理な願いを笑って了解する。

キャストだけでなく黒服の育成もしなくてはならない。どうやって探せばよいのか。
その考えに気を取られてダンスをミスしてしまう舞。ぶつかった相手の澪はクマさんのバンドエイドを貼って店に出て愛嬌を振りまく。
しかし、舞は暗い表情が張り付いたままだった。謙次と祐司はそんな舞を心配して何があったのか尋ねる。事情を聞いた二人は自分たちが黒服になると言い出す。

  • 4月
  • 20
  • 2007
17:01

第23話 思いもよらぬ依頼

舞を指名した青年は藤原拓哉と名乗った。裏の世界で竜也とは友達だというこの男は舞の父のことも知っていた。
藤原は大事な話があるから明日会って欲しいとだけ告げて店を出て行った。

翌日、日比谷公園で待ち合わせした拓哉は「銀座で店をやらないか」と舞に持ちかける。
拓哉は銀座を縄張りとする銀神会の三代目で今は若頭をつとめる男だった。
彼は溝江の店の話をはじめる。溝江のキャバクラ業界進出はバックにいる大島田組の進出のためだった。
政界に強いパイプを持つ溝江を使ったことで銀神会も手を出すことができない。そこで溝江の店「クイーン」をつぶして彼らを撤退させたいというのが藤原の考えだ。
資金は組から出す。だから「クイーン」に対抗する店を作ってくれと頼まれた舞。
あまりに大きな話に舞は時間をもらうことにした。

店に戻って門馬に事情を話した舞。溝江との直接対決はやってみたい。しかし、ヤクザに金を出してもらうのはやりたくない。
そして舞は父の遺産を使ってディーヴァ2号店を銀座に出さないかと門馬に提案する。
舞の覚悟を感じた門馬だが、舞にはキャバクラ経営の知識などない。
そこである条件を持ちかけた。

  • 3月
  • 11
  • 2007
19:00

第22話 新しいショー

銀座初のキャバクラ「クイーン」が華々しくオープンした。
父の会社を踏み台にして夜の世界でも帝王になろうとする溝江。
オープニングセレモニーのテレビ中継を見て舞は闘志を燃やす。

DIVAでは、新人四人とともにダンスレッスンが行われていた。
これまでのレッスンで培った結束力と若さを武器に初日に挑む舞たち。
ショーのクオリティは日を重ねるごとにあがっていった。今月のショーも大盛況のうちに終えることができるようだ。

そして最終日。VIPルームに来た客が舞を指名した。初めての客に舞はなぜ自分を指名したのか聞く。
舞は意外な名前をその青年の口から聞くことになる。

「愛神会の川嶋竜也からキミのことを聞いてね。」

  • 2月
  • 28
  • 2007
23:00

第21話 観月の反乱

その月のショーは大成功を収めた。
門馬は舞とチェリッシュの三人のがんばりを認めていたが、反面観月一派の4人が気合いの入らない踊りをしていたことが気になっていた。
翌月。ショーの成功をミーティングで発表する門馬。そこに観月が突然呼びかけてきた。
「私と真央、樹里、蘭の4人は本日限りでDIVAを辞めさせていただきます。」

突然辞められては困る。そんな義理を欠くことをしたらこの街では生きていけないと責める門馬に観月は「どうぞご自由に」と余裕の表情だ。
観月の行く店は銀座の店だった。銀座初のショーキャバクラ。それは溝江が出す店だった。
あっさりと去っていった観月達4人。急遽ショーにのるキャストを募ってみたが、皆自身のない表情であたりを見渡すだけだった。
そこに新人の由衣、凜、澪、春菜の4人が名乗りを上げた。ダンスの経験がある彼女らは自分にチャンスが欲しいと頼み込む。

この4人を舞達が育てることになった。
このメンバーで観月達がいた頃よりいいダンスを踊ってやる。そしてDIVAを繁盛させて銀座に支店を出してもらおうと舞は心に決める。

  • 2月
  • 10
  • 2007
16:37

第20話 溝江の野望

ディーヴァにやってきた溝江則章はナンバーワンからスリーのキャバクラ嬢を指名した。
そこに舞の姿を見た溝江は舞をアフターでかわいがってやると挑発する。
激昂して水をかけようとする舞。しかし間一髪で門馬が舞を止めて溝江に頭を下げ、舞を席から外した。
その横で溝江を掴まえようとする観月。溝江はショーに立つ観月を見てほくそえむ。

アフターで観月を抱いた溝江は今度出店する銀座初のショーキャバクラに観月を誘う。
二つ返事で承諾する観月。溝江の野望が動き出した。

  • 1月
  • 27
  • 2007
06:14

第19話 女の友情

舞の初ステージは最後の今日を迎えようとしていた。
観月はとりまきのキャスト達に舞を潰すように命令する。
ステージに立った舞に向かってとりまきの三人が動き出す。リハーサルにない動きに反応できない舞。
しかし、体当たりをしようとしたその時チェリッシュの三人が割り込んで助けてくれた。

ショーが終わった後梨乃は観月の取り巻き達に啖呵を切る。
「踊りで負けてんならがんばってうまくなりなよ。舞はあんた達には潰させない。」

観月はこの場はおとなしく引いた方がいいと仲間を連れて店を出た。
舞を守った梨乃。彼女ら三人と舞は手を取りあいこれからもがんばっていこうと誓い合う。

舞たち4人のショーでの評判は噂を呼び、ポイントに結果が出てくるようになった。
そんなある日、この店のナンバーワンからナンバースリーを指名した客。
それは父を死に追いやった溝江則章だった。

  • 1月
  • 19
  • 2007
14:37

第18話 初舞台

体調が戻らないまま、舞の初舞台が始まった。
順調に踊り続ける舞に観月派のキャストから嫌がらせが入る。
ステージ上で転倒してしまった舞に客席からブーイングが入る。
梨乃たちは次のダンスで注目を浴びる。

そして、観月と舞の二人で踊るスローバラードが始まった。
先ほどの失態を見ていた観客は愚痴をこぼしながら舞台を見ていたが、舞のレベルの高いダンスに次第に魅せられていった。
幸せに包まれる舞に対して観月は強烈な対抗心を抱く。

  • 12月
  • 23
  • 2006
21:44

第17話 舞の決意

高熱を出して倒れてしまった舞。体力を回復させるために2,3日の入院が必要だと言われるが、意地でも舞台に立つと言って聞かない。
舞姫になって自分の店を持ち、溝江の店を潰してやりたい。幼い考えだが決意は固い。
社長は少しでも体調が悪いならショーには乗せないと言い残して舞を休ませる。

その話は観月の元にも届いていた。舞は根性があるからきっと出る。観月派の女たちが舞の妨害をたくらむ中、梨乃たちも観月に取り入ってなんとかしようと考える。

わずかに熱が残る中、舞はショーに乗るために店に出てきた。
裕司と謙次は舞を見るために店に来たが、店の中は観月の客でいっぱいになっていた。
観月や梨乃の思いが交錯する中、22時ショーの幕が開いた。

  • 12月
  • 9
  • 2006
20:53

第16話 ハードレッスン

ショーに乗るための厳しいレッスンは続き、新人4人の疲れは限界に達していた。
先生は舞の才能を褒めるが、観月はそれが面白くない。

その夜、裕司と謙次が舞の客としてやってきた。体には気をつけるようにとアドバイスする二人。しかし舞は昔と違う感覚にとまどっていた。
舞の心の中には竜也がいた。たった一度の夜を思い出す舞。

日曜日。翌日の初日のために練習に励む舞たち。しかし、今日の舞は踊りに切れがない。だんだん回りの動きと会わなくなってくる。
目の前が真っ暗になり、舞はその場に倒れてしまった。

  • 11月
  • 25
  • 2006
17:09

第15話 ショーに乗れ!!

達也が自首して3ヶ月。キャバ嬢として闘うことを決意した舞は努力の甲斐あって売り上げ3位に入った。
元チェリッシュの三人もベスト8に入り、4人ともショーに乗ることが決定した。

梨乃、和香、美貴の三人は舞にダンスでは負けないと意気込むが、観月は「あんたたちはショーに乗ることの怖さ、つらさをわかっていない」と脅しをかける。

その言葉の意味を4人はすぐに気付かされることになる。閉店後アフターに行った舞は明け方に家に帰りつく、しかし昼の1時からショーの練習が待っている。そして五時までの練習を終えたら、一時間で支度をすませて同伴に行かなくてはならないのだ。

ダンスの練習は厳しいものだった。観月が先生に「彼女たちは自信があるようだから厳しくしごいてくれ」と頼んでいたのである。
先生は閉店後も練習するという。アフターがある日は食事を終えてから店に戻ってこいと言うのだ。

「DIVAが勝ち残っていくためにはショーのグレードを他店より上げる必要がある。下手なショーを見せたら客が離れていく。
ついて行けないならショーに乗ることを辞退しなさい。」
そう言われた舞と梨乃たちはどんなキツイ過酷な練習にもついて行くと宣言する。

  • 11月
  • 10
  • 2006
16:54

第14話 夜明けの契り

竜也を自宅に連れて行き傷の手当てをした舞。
好きな人だから心配するのは当たり前だという舞に竜也も答える。
自首する前にお前に会っておきたかった。どうしようもないくらいに好きだと。

そして二人は結ばれる。舞にとって初めての経験だった。
その後竜也は今回の事件について語り出す。

舞の復讐の手助けをしたくて竜也は溝江について調べ始めた。しかし溝江はヤクザとの結びつきを持っており、竜也を拉致するように大島田組に依頼したのだ。
その乱闘の中で大島田組の若頭を刺してしまった。

そして竜也は自分が出所するまで待つように舞に告げる。
溝江という男は一筋縄ではいかない。自分が溝江と闘うための戦略を練るから舞はキャバ嬢として闘えと。

夜明けが来た。竜也は最後に舞に踊りを見せてくれるように頼む。
一糸まとわぬ姿で舞う舞。
そして竜也は出ていった。

  • 10月
  • 28
  • 2006
05:57

忘れ物をホテルに届けに来た舞に突然襲いかかる笠原。
そんな笠原をかたくなに拒否し、信用していた、罠だとしたら悲しすぎると説得する舞。

突然笠原はその場にうずくまり自分の真の姿を語る。

IT会社の社長だというのは嘘だ。以前IT会社に勤めていたことがあったが会社の方針が会わずやめてしまっていた。
ある日見かけた舞をディーヴァで口説こうと画策したのである。
社長らしく振る舞うためにサラ金から金を借りてまで通っていた。その額も限界に達し舞と一度寝てそのまま逃げてしまおうと思っていたのだ。

すべてを打ち明け舞にわびる笠原。舞はそんな笠原を許し。借金の返済を終えたらまたディーヴァに来てくださいと告げる。

笠原が以前勤めていた会社の社長は溝江則章であった。
舞は自分の素性を話す。どんなことでも復讐すると。笠原は溝江の情報を提供することで舞に協力すると誓う。

ホテルを出た舞。薄暗い街を歩いていると人のうめき声が聞こえた。
その声の主は竜也であった。舞は彼を助け、高円寺の自宅に連れて行く。

  • 10月
  • 26
  • 2006
18:54

第12話 忘れ物

竜也の事を想いながら街を歩く舞。愛神会事務所の前につくと血相を変えた男達が走り去るのを見かける。

店の更衣室で愛神会と関西系の組がトラブルを起こし、抗争に入る危険性があると聞き
接客がおろそかになる舞。

そんな舞を指名して笠原がやってきた。
忙しくて席に着けない舞の代わりに観月が笠原の席に着き色仕掛けで奪おうとするが、笠原にすげなく断られてしまう。

笠原が店を出た直後、封筒の忘れ物を発見。すぐに電話を入れるとホテルまで届けて欲しいと言われる。
街の中はパトカーが走り回り厳戒態勢。竜也のことを心配しつつ笠原の元へ行く舞。
部屋の中で関西系暴力団大島田組の若頭が刺されるというニュースを聞く。犯人の名は…川嶋竜也。

(アップするのが遅くなりました。)

  • 10月
  • 26
  • 2006
18:02

「まいひめ~ディーヴァ」ビッグコミックススペリオール連載。
第2、第4金曜日発売。

原作:倉科遼 作画:大石和征
協力:新宿Club King

柊舞(ひいらぎ・まい)は一大キャバクラグループの総帥である父をIT社長溝江の陰謀で失ってしまう。
自らがキャバクラの女帝となり溝江に復讐することを決意。
ニュークラブ「DIVA」のキャストとして立ち上がる。