- 8月
- 5
- 2007
21:27
第33話 関心
ジュエル再開から半年、店は軌道に乗っていた。
大家の大崎は遅れることなく家賃を払い、火事で背負った借金も月々きちんと返済している翔に興味を覚えて彼の行動を見てみることにした。
スーパーへ買い物に行く翔。そこへホスト時代の客が声をかけてきた。彼女たちは翔がキャバクラを経営していて、開店してすぐに火事を出したことも知っていた。それでもなお、がんばる翔を応援してやるという彼女たち。大崎は翔が彼女たちとよい関係を気づいていたことを感じる。
その後も街を歩く翔にいろんな人々が声をかける。そして彼は「ジュエル」に向かうことにした。
突然現れた大崎にあわてる翔。今日は客としてきたとだけ告げて大崎は席に着いた。
キャバクラのシステムを知らない大崎は翔から指名の説明を受ける。女の子の成績は指名、場内、同伴とポイント制になっていることを知る。
そのころ、待機席のキャストたちは大崎のことについて噂をしていた。火事のときに野次馬がいる前で翔を罵倒した大崎。偏屈で奥さんにも逃げられた大崎の席に着くことを誰もが嫌がった。
大崎とうまく会話ができるキャストを探す翔だが、彼女たちも目をあわそうとしない。
どうするか悩む翔に一人のキャストが声をかける。「社長!私をつけてくれませんか?」
店の生殺与奪の券を握る大崎。奈々というそのキャストの接客しだいでは最悪の事態も起こりかねないが・・・
