- 8月
- 5
- 2007
第216話 目撃
日曜日の非礼をわびる陸だが瑠美子は「ホストはあなただけじゃない」とそっけない態度だ。
薫と雅樹のどちらかが本指名の確約を取り付けたのではないかと心配する陸。
そのころ、待機中の遼介のもとに千秋から電話が入る。相談したいことがあるといわれた遼介は陸には相談したのかと聞きかえす。
陸には何も話していないと言われた遼介は卓也にこのことは陸には言わないように頼んで店を出る。
待ち合わせ場所のファミレス。帽子をかぶりサングラスをかけていても千秋の姿はほかの客の眼を引いていた。遼介はそれを気にする千秋を連れて店を出る。
プロデューサーの執拗な誘いを遼介に相談する千秋。りょうすけはマネージャーにきちんと相談するべきだとアドバイスする。
千秋は売れないころから一緒にがんばってきたマネージャーに心配をかけたくないと今まで遠慮してきたが、彼を信じろという遼介の言葉を聞いて相談してみることにする。
話を聞いてもらって少し気が楽になった千秋。家の前まで送ってもらって別れを告げた。が、突然振り返り、遼介に抱きつく。
「私・・・私遼介さんのことが好き!」
初めて会ったとき、優しい人だと思った。東京に来てからも遼介のことは忘れなかった。二十歳になってようやくロミオに言ったとき、久しぶりに会った遼介はやっぱり優しくてもっと素敵になっていた。
そのときから千秋にとって遼介は遠い思い出の人から身近な好きな人だという思いに変わっていた。
しかし、その光景を陸が見てしまう。自分を応援するといった言葉はなんだったのか。やはりアイドルと自分ではつりあわないのか。
絶望する陸の下に瑠美子から電話が入る。「これから会いたいんだけど・・」
