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  • 7月
  • 19
  • 2007
22:30

第31話 哲学

ライバル店「シャングリラ」と「ジュエル」のタイマン勝負のうわさは客達にも届いていた。
双方がかわいい女の子を入れてサービスを強化して、結局どっちも評判になったりして・・・客は冗談で言っていたが、翔はまさにそのとおりになって欲しいと願っていた。

店からの帰り道、屋台のラーメン屋に寄った翔と小川。話題は自然とシャングリラのことになっていた。
小川の目にもシャングリラの教育はなっていないと写っていた。
ごみは外に出しっぱなし。キャストの接客にしても入ってきた五人は言葉遣い、タバコの火のつけ方、水割りの作り方など随分いい加減だった。
彼女達も一つ一つ教えたらちゃんとできるようになった。すべては彼女達のせいではなく店側の責任なのだ。
一店舗のマナーの悪さは業界全体の評価を落とすことになる。翔はシャングリラがそのことに気づいてくれればいいと思っていた。

シャングリラではキャストたちにオーナーが檄を飛ばしていた。売り上げを上げろ。同伴は毎日しろという彼にキャストたちは辟易していた。
ジュエルとの対決の話はここでも伝わっており、彼女達は一ヶ月様子を見てやりにくかったら辞めればいいと話し合う。

スタート時はビジュアルでレベルが高く、ほかの店で成績を上げていたキャストを引き抜いたことでシャングリラのほうが多く客を集めた。
こうしてサバイバル戦争の火蓋は切って落とされた。

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