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  • 7月
  • 12
  • 2007
23:21

第39話 エリート集団

「ナイト東京」に移籍してきた武。ホストクラブの最高峰と言われるその店には、俳優も真っ青なほどの二枚目ホストが200人近く在籍していた。
この店での最初の客は武をひいきにしている常連客の幸代だった。
幸代は周りのホストの姿を見て、「ナイト宮益」でも、「ロイヤル」でもナンバーワンだった武の移籍にまったく動揺していない彼らをプロだと評価する。
そこに、朱美が客として入ってきた。初日と言うことでヘルプを頼めるホストがいない武は誰に照る符を頼もうかと困惑していた。
そこに、一人のホストがやってきて自分が付こうと申し出てきた。彼の名前は関根士朗と言った。
朱美の席で誕生日プレゼントをもらう武。その時ホールに出てきた関根と幸代の姿に他の客やホストが注目し始めた。
その理由は、関根のダンスのテクニックだった。よく見ると他のホストも自分以上にすばらしいダンスをしている。

それからも武の客のヘルプは関根が手配したホストたちがついた。
幸代は関根の力量を認めていた。どれをとっても今までで一番だ。武の指名を変えるつもりはないけれど、この店でやっていくにはこれまで以上の努力と才能が必要になってくるだろうと感想を述べる。
営業終了後。ヘルプのお礼をする武。「勉強になりました。これからもよろしくお願いします」と頭を下げてその場を去ろうとする武を関根が呼び止めて「この店で上を目指すなら仲間を集めろ。この店には大きな派閥はない。4、5人のグループが切磋琢磨し合うこの店独自のスタイルになれるとキミものびることができる。」とアドバイスする。

初日に訪れた武の客は10組を軽く超えた。それでもこの店では注目すらされなかった。
関根という新しいライバルにも出会った。
こうして相澤武の集大成とも言うべき戦いの幕が切って落とされた。

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