« 嬢王 2007/7/15号 | [倉科遼を読む]メイン | 艶恋師 2007/7/17号 »

  • 7月
  • 4
  • 2007
20:38

第20話 女帝の娘

美奈に連れられて「インペリアル」にやってきた紗也。
紗也が母のことを気にしていると知った店長の後藤田は早速母親である雪乃ママを陥れる作戦を実行しようとする。

店を出た紗也を真紀ママが見つけた。真紀は「インペリアル」に美奈が移ったことを知っていた。
あの店は「クラブ雪乃」のバックにある組と対立している組がやっている企業舎弟だった。
真紀ママはインペリアルが雪乃を陥れるために紗也を手中に収めて人質にとろうとしていることに気づく。
銀座には「女帝」と呼ばれる初代雪乃ママという女性がいた。政界、財界、ヤクザ界のトラブルを次々に解決してフィクサーと呼ばれる女性だ。
さまざまな闇の情報を知る雪乃ママに逆らうものはいなかった。そして癌を患って銀座を引退するときに紗也の母親である薫子にすべてを授けたのだ。
それから薫子は「二代目雪乃ママ」として「クラブ雪乃」を経営していた。

風呂から上がった紗也の電話に留守録が2件入っていた。
ひとつは真紀ママから、もうひとつは後藤田からだった。
どっちに会いに行くか迷った紗也だが、結局真紀ママに会いに行くことにした。
真紀ママは間違った事実を知られるよりはと紗也に真実を話すことにした。

紗也の母は生きている。現在は薫子という名前ではなく「クラブ雪乃」の二代目ママとして。
薫子は能代のスナックで働いているときに材木商の社長と恋に落ちて愛人となり、ひとりの娘を産んだ。それが紗也である。
しかしそれが本妻に知れてしまった。本妻は地元の名家の出身だったため、夫の仕事に圧力をかけてきた。
窮地に立たされた彼を見た薫子は生まれたばかりの紗也を残して秋田を出た。

銀座に出てきた薫子は”紗也”という名前で「クラブ雪乃」に勤め始めた。
秋田時代を断ち切るように働いた薫子は頭角を現し、その実力を買われて初代雪乃ママからすべてを受け継いだ。
そして薫子は「二代目女帝」として銀座に君臨することになった。しかし、銀座進出を狙う組織が銀座の銀神会と対立を起こし、それを阻止しようとして銀神会に狙われることになった。
現在、薫子こと二代目雪乃ママは病気を理由に地下にもぐって抗争を止めようとしている。

そういう状況のときに紗也が銀座にやってきた。紗也が薫子の娘だと知った銀神会は自分たちが経営する店に紗也を呼んで人質にしようと画策したと思われる。

後藤田ではなく真紀ママに会いに行ったことで危機を逃れたことを知った紗也。
今からでも遅くはない、銀座から去って秋田へ帰れと忠告する真紀ママに対して紗也は自分も母と一緒に戦うと宣言する。

コメントする