- 7月
- 4
- 2007
第9話 仕込みの休日
あいもかわらずなれないことに苦しむ琴美。今日は三味線のお稽古でとんでもない音を出してしまう。
ギターなら楽勝だとエアギターで盛り上がる三人。お師匠さんに「祇園の女は”はんなりと”どっせ!」としかられてしまう。
祇園の町は都をどりが開催されていて観光客でにぎわっていた。琴美たちもカメラを持った人たちに写真を撮られて照れていた。
仕込みになって初めての休日。三人は都をどりを見に来ていた。
「都をどりは ヨーイヤァサー」の掛け声とともに現れた芸舞妓の踊りに琴美は見とれてしまう。
あの舞台に立ってみたい。本当の”はんなり”とを知りたいと強く思う琴美。
会場から出た三人。恵はこれからどうするか二人に聞く。優子は特に決めていなかったが、琴美は会いたい人がいると言う。
会いたい人は男なのかと聞く恵に男だけど彼氏じゃないと答える琴美。
恵は笑いながらどうみても男がいるタイプじゃない、バージンだろうしなとからかう。
まだ15歳ですよと赤くなりながら突っ込む琴美に自分は15の時はバリバリだったと言う恵。
舞妓さんは生娘じゃないといけないんじゃないかと琴美は質問するが、それはすでに過去のものになっていた。
表向きは男子厳禁だが実際は恋愛自由なのだ。
恋の話でもりあがる恵にピンときた優子はもしかして恵はいま好きな人がいるんじゃないかと聞く。
まさに図星で恵は今片思いの男性がいたのだ。
その男性に会いに行くといって恵は去っていった。琴美は予定のない優子を誘って”車屋 巽”に向かった。
琴美が会いたい男性とは巽の大将だった。お土産の漬物を渡して挨拶をする琴美。
大将は英司が円山公園付近にいるから会っていけと言っていた。
枝垂れ桜が咲き乱れる円山公園。その桜の木の下に英司の姿があった。
こっそり近づいて脅かしてやろうとする琴美だが、一緒に女性の姿を見て動きを止める。
なんとその女性は恵だった。しばらくすると恵は涙を流して走り去ってしまった。
(ひとこと)単行本は7月4日発売です。
