- 6月
- 23
- 2007
21:12
第211話 上客
瑠美子という太そうな客につけられた薫、雅樹、陸。
薫と雅樹は彼女の名前やバッグをほめて話を盛り上げる。
飲み物を聞かれて「とりあえずゴールド持ってきて」と事も無げに言う瑠美子をなんとしても自分の客にしようと考える三人。
陸も二人に負けじと話を切り出そうとするが、うっかり「おいくつなんですか」と聞いてしまい留美子を怒らせてしまう。
あわてて頭を下げる陸。
「お許しください。どんなことでもしますから」と言う陸に留美子は「じゃあアンタ・・・私と寝られる?」と質問を投げかける。
薫と雅樹は即座に「喜んでお相手させていただきます」と答えるが、陸は「枕」に抵抗を感じて黙り込んでしまった。
その時、店長が席にやってきた。指名のホストは決まったか尋ねにきたのだ。
瑠美子は一ヶ月だけこの三人を指名したいと言う。一人に決めるまで三人とも指名する。もちろん指名料は三人分払うという申し出に店長はOKする。
その財力に遼介も驚くが、彼女の常識はずれの遊び方が少し気にかかっていた。
閉店後、薫と雅樹に邪魔をするなと怒鳴られて落ち込む陸。あとでやってきた遼介に「その場に流されて調子のいいことを言うだけじゃ本当の客はできない」とアドバイスされる。
こんなことで遼介のようになれるのか・・・空を見上げた陸は千秋の姿を思い浮かべていた。
当の千秋は撮影を終えて家に帰ってきていた。プロデューサの誘いが意味することは察していた。
一体どうすればいいのか・・・疲れた千秋は遼介に会いたいと強く思う。
