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  • 6月
  • 9
  • 2007
02:20

第34話 運命の糸

ナイト宮益に移って3ヶ月。店に二人連れの女性がやってきた。
豪華な出で立ちの女性はボーイにチップを渡し、良い方を付けてくれと頼む。
これを見て上客だと考えたボーイは武をつけることにした。
二人の方を見た武は連れのおとなしめの女性を見て何かを感じた。
場慣れしていそうな女性ではなくて、その女性の隣に武は着くことにする。

岡田朱美と名乗るその女性は、笑顔で話しかける武の横で気乗りしない表情だった。
しかし武は彼女が店を出るときも「また会いたい」と言うなどいつもとわずかに違う態度を見せていた。

帰りのタクシーで、友人に感想を聞かれた朱美は「隣に座った男性がちょっと苦手だった。イメージしていた怪しさや魅力もなくて田舎のお兄ちゃんって感じだった」と答える。
一方、閉店後に譲二につっこまれた武は、朱美を一目見た瞬間に電気が走ったと告白する。
「人妻殺しの武ちゃん」と呼ばれる武が一目惚れするとはと大笑いする譲二たち。
ホストをやっている限りはもう誰も好きにならないと決めた武だが、どうしても朱美の姿が頭に浮かんでしまう。

夜。朱美は帰ってきた夫を迎えていた。
彼女は銀行の支店長の妻で、子供も二人いる人妻だった。

(ひとこと)おおっと、ついに朱美夫人登場です!!

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