« 2007年05月 | メイン | 2007年07月 »

2007年06月30日

艶恋師 2007/7/10

其の39 恋の告白

電話で姫に報告を入れる恋(れん)。自他共に認める「鉄マンの恋」だが肉体もプライドもずたずたにされたと恋は言う。
打ちのめされた恋の声を聞いた姫はもしかしたら恋が自殺するのではないかと心配して菊之助とともに恋の部屋へ急ぐ。
ドアをたたいても応答がないため、菊之助が体当たりをかまそうとしたその時、ドアが開いて菊之助の鼻に激突した。
包丁を手にして出てきた恋につかみかかり、バカな真似はやめろと説得する二人。
しかし恋は何のことかわからずにきょとんとしていた。

なんのことはない。恋に自殺する気などまるでなく、ただスイカを切っていただけだったのだ。
鼻を手当てしてもらった菊之助はあらためて恋に織田の様子を尋ねる。
細長いナイフのようなモノで時間いっぱい突きまくる。体を傷つけられた恋はそのプライドさえも傷つけられてしまっていた。
女をモノ扱いする織田の所行に怒りを覚えた姫と菊之助。
菊之助が竿師だと知った恋はその龍気功で自分をイカせてほしいと頼む。
数時間前に姫に気を放った菊之助だがまだ十分に力は残っていた。
傷つけられて挿入できない恋に自信を取り戻させるために気を注ぐ菊之助。
見事恋の体は快楽と自信を取り戻した。気に当てられた姫とともに朝まで何度も絶頂を迎えたのだった。

翌日。ソープ本能寺にまたもや織田が現れた。今日もまた店から金をせしめることができると考えた織田にボーイは会いたい人がいるからと別室に織田を連れて行く。
そこには菊之助が堂々とした姿で待ち受けていた。

柳都物語 2007/7/6号

第4話 女将の思い

雅代の義母が亡くなった。昭和二十六年六月のことだった。
嫁いだ先の一家全員を亡くしてしまった雅代だが、生活が苦しい実家に帰るわけにも行かず、この家に住んで働き続けることになる。

柳亭に戻った雅代は以前にも増して精力的に働いた。厨房と仲居の間を取り持つ雅代の差配は店のものにとっても貴重なものだった。
ある日、柳亭に山田泰造が訪れた。料理を運んできた雅代は泰造に義母が亡くなったことを話す。
苦労しているという泰造に雅代は苦しいのは自分だけではない。夫が亡くなったり働けなくなっている妻はたくさんいる。もう戦争なんて無い国にして欲しいと胸の内を語る。
車に乗り込んだ泰造を見送ったその時、女将が胸を押さえて倒れてしまう。

女将は腰を患っていた。この店を成功させるために三十年間がんばってきたが、その無理がたたったのだろう。
六十をすぎた女将は、店は築いたが後継者がいないという悩みを雅代に打ち明ける。
そして雅代に自分の養子になってこの店を継いで欲しいと頼む。

2007年06月24日

破天荒 2007/6/28号

第36話 告白

朱美と出会って三ヶ月が過ぎた。朱美は月二回のペースで武に会いに来ていた。
ある日武は朱美を食事に誘った。家庭がある朱美を誘うのは気が引けたがもっと朱美に会いたいという思いが強かったのだ。
楽しそうに話す二人を厳しい目で見つめている女性。朱美は彼女に見覚えがあったが思い出せないでいた。

約束の日。武はセンスの良いレストランに朱美を招待した。
飲み物のメニューをもらった武はメニューに書いていることが理解できずに「頼んであるコース料理に合わせてくれ」と言ってごまかす。
しかし朱美には武が無理をしていることがばれていた。朱美はそんな武をかわいいと思っていた。
食事をしながら武は自分の昔の話などをして朱美を楽しませた。朱美は夫にも見せたことのない笑顔を見せていることに気づいていた。

それから三ヶ月後。朱美の家に帰ってきた娘のマリがクラスの鈴木君に「マリちゃんのお母さんは夜遊びしているから遊んじゃだめ」と言われたと泣きだした。
店でこちらを見ていた女性は鈴木の母だった。
自分のわがままのせいで娘まで辛い思いをさせてしまった。自分を誤魔化しきれなくなった朱美は夫に全てを話した。
ホストクラブに通い出したのはあなたが家庭を顧みないからだと言われた夫は逆上して黙って俺の言うことを聞いていればいいと朱美を怒鳴りつける。
出世するためには離婚はできない。お前も支店長の妻という立場を考えろと言われた朱美。
こんな時でも出世のことしか話さない夫に失望した朱美は泣きながら外に飛び出してしまう。

夜の明治通りを歩く朱美を見つけたのは武だった。一部始終を聞いた武は自分のせいだと朱美に謝る。
これ以上夫とはやっていけないと悲しむ朱美の顔を見た武は思わず「俺の恋人になってくれ」と告白してしまう。
朱美も武に惹かれていた。しかし、娘たちにこれ以上辛い思いをさせるわけにはいかない。

武は自分が好きな人が自分を好きでいてくれただけで十分だと言い、
「10年でも20年でも待つ、その間の朱美さんの辛さは俺も背負うよ」と朱美を抱きしめた。

2007年06月23日

艶恋師 2007/7/3号

其の38 壊し屋・織田

ソープ「本能寺」に現れた織田。従業員たちは彼の恐ろしい噂を知っていた。
彼の相手をしたソープ嬢は次々に体を壊していった。
こうなったらあの人しかいないと彼らはベテランソープ嬢の恋(れん)に織田の相手を頼む。
織田は恋をいきなりベッドに突き倒し、口での奉仕を命ずる。
そして恋を四つんばいにさせたらいきなり竿を沈めて突きまくった。

それから一時間。ずっと突き続けられた恋の体は限界に来ていた。
こっそり仕込んでおいたローションも乾き、痛みが走る。
制限時間のアラームが鳴る。織田は今日もイケなかったと文句を言い、カウンターで大声で怒鳴り始めた。
ボーイは織田に金の入った封筒を渡してもう来ないで欲しいと頼む。
今日のところは帰ってやると言って出て行く織田。

そのころ恋は以前頼まれていたとおり姫に連絡を入れた。
菊之助と一緒にいる姫は恋からの電話を受ける。今日も織田が現れたと聞いた菊之助の闘志が燃える!

(ひとこと)映画「艶恋師」は7月8日より渋谷アップリンク・ファクトリーでレイトショー公開です。
また、今号の表紙に中倉健太郎・小松千春両人の写真が掲載されています。

んなアホな!! 2007/7/3号

第1話 旅立ち 邂逅

高知県高知市。「一人一殺」と刺繍された特効服を身にまとった暴走族の男たち。
その中に一人だけ「一人一笑」という刺繍の男がいた。彼の名は竜馬。
同じ頃、北海道札幌市。
「YOSAKOIソーラン祭り」のファイナルコンテスト会場。札幌西陵高校チームのリーダー、大島虎之助は見事な演出で観客の目を惹きつけていた。

秋。高校の屋上でエアギターを披露する竜馬。ダイノジ大地を彷彿とさせる体型と動きで周りを爆笑させていた。
たばこを吹かしながら彼らは卒業後の進路について話していた。
竜馬の家は母子家庭だった。しかし、このまま就職するのは竜馬の性に合わなかった。
なにかドカンと一発、花火を打ち上げるような生き方をしてみたい。
それならお笑い芸人だと周りの仲間に言われ、プロの芸人のことが少し気になりだした龍馬。

同じ頃、虎之助も教師と進路について話し合っていた。虎之助の父が経営する工場が倒産して進学どころではなくなってしまったのだ。
学業優秀で生徒会長までもつとめた虎之助。これまで誰よりも覚悟を持って集団の中で頭を張り続けてきた彼は親の持っている金で人生が決まってしまうことに反発を覚えていた。

そしてその年の12月28日。テレビでは漫才の頂上決戦「M-1グランプリ」が放映されていた。
プロの話芸に笑い転げる竜馬。スターになれば金ももらえるし女にももてる。
何よりも自分がおもしろいってことが全国の人間に認められる。
竜馬はプロの芸人になることを心に決める。

虎之助も同じ番組を見ていた。審査員である島田紳助のコメントを聞いた虎之助は彼の話芸に感心する。学歴もコネもなく、ただ自分の才能だけでのし上がってきた彼は、だからこそどの芸人よりも長けていて人とのつながりすらも芸の幅にしている。
虎之助は島田紳助のような人間になりたいと強く思っていた。

翌年一月。二人は仲間や家族に見送られて東京に旅立った。四国と北海道。二人は未だお互いのことを全く知らない。

んなアホな!とは?

「んなあほな」コミックヨシモト連載。
毎月第1、第3火曜日発売。
原作:倉科遼 作画:ナカタニD.

お笑いの世界を目指す二人の青年の物語。

舞姫~ディーヴァ 2007/7/13号

第28話 芸能界進出!?

四人でダンスユニットを結成して芸能界にデビューする。
門馬のアイデアに驚く舞達四人。
実は門馬には芸能界とのつながりがあった。人気アイドルグループ「イチゴ娘」のプロデュースを手がけた島貫悟志とは一緒にバンドを組んでいた仲だったのだ。
門馬は高校卒業後バンドを辞めて柊グループに入社してキャバクラ界で頂点を目指す道に進んだが、島貫は作曲の才能に恵まれていたためにプロのミュージシャンになった。
そして「ストロベリープロジェクト」の成功で一躍大プロデューサーと呼ばれるようになったのだ。

以前島貫と酒を飲んだときにキャバクラ嬢の芸能ユニットを作ったら面白そうだと言っていた。だから舞たちのことを彼に相談してみようと言う門馬。
突然の展開に驚く梨乃たちだが、舞に島貫が乗るかどうかはわからないからあまり浮かれないようにしようと言われて自分達はあくまでキャバクラ嬢なんだと思い直す。

島貫を訪ねた門馬は舞達のことを話してみた。しかし島貫の態度はそのころと変わっていた。
あれはリップサービスだった。キャバクラのショーなんて学芸会に毛が生えた程度のものが多いし、そんな才能があったら初めから芸能界を目指すだろう。
キャバクラなんか、と言う言葉に失望した門馬は「大プロデューサーになって、人間変わっちまったようだな」と言い残して席を立った。

島貫もキャバ嬢のユニットを考えたことがあった。しかしそれは「イチゴ娘」をやる前だ。
「ストロベリープロジェクト」を成功させたと言うのに、その次がキャバクラだなどと言ったら自分の立場が危なくなる。
そのとき島貫は門馬が置いていった封筒を見つける。その仲にはキャバクラ嬢芸能ユニット「DIVA」の企画書とCDが入っていた。

週明けのミーティング。舞がスカウトしてきた四人が入店してきた。
解散後、梨乃が舞に話しかける。門馬はDIVAのことについて触れなかった。
門馬に尋ねるとやはり島貫は断ったそうだ。芸能界進出の話はなかった事になった。

(ひとこと)いまさら突っ込みようもありませんが、明らかにつ○くさんですよね。
「女帝」では「イブニング娘」、「愛人形」では「セイハロー娘」でした。
ちょっと前までは木村拓哉のニセモノがいっぱい出ていたんですけどね^^

夜王 2007/7/5号

第211話 上客

瑠美子という太そうな客につけられた薫、雅樹、陸。
薫と雅樹は彼女の名前やバッグをほめて話を盛り上げる。
飲み物を聞かれて「とりあえずゴールド持ってきて」と事も無げに言う瑠美子をなんとしても自分の客にしようと考える三人。
陸も二人に負けじと話を切り出そうとするが、うっかり「おいくつなんですか」と聞いてしまい留美子を怒らせてしまう。
あわてて頭を下げる陸。
「お許しください。どんなことでもしますから」と言う陸に留美子は「じゃあアンタ・・・私と寝られる?」と質問を投げかける。
薫と雅樹は即座に「喜んでお相手させていただきます」と答えるが、陸は「枕」に抵抗を感じて黙り込んでしまった。

その時、店長が席にやってきた。指名のホストは決まったか尋ねにきたのだ。
瑠美子は一ヶ月だけこの三人を指名したいと言う。一人に決めるまで三人とも指名する。もちろん指名料は三人分払うという申し出に店長はOKする。
その財力に遼介も驚くが、彼女の常識はずれの遊び方が少し気にかかっていた。
閉店後、薫と雅樹に邪魔をするなと怒鳴られて落ち込む陸。あとでやってきた遼介に「その場に流されて調子のいいことを言うだけじゃ本当の客はできない」とアドバイスされる。
こんなことで遼介のようになれるのか・・・空を見上げた陸は千秋の姿を思い浮かべていた。

当の千秋は撮影を終えて家に帰ってきていた。プロデューサの誘いが意味することは察していた。
一体どうすればいいのか・・・疲れた千秋は遼介に会いたいと強く思う。

帝王 2007/7/2号

第27話 再会

火事から2週間後、「ジュエル」はキャバクラ専門の店として再開した。
今までの常連客で店は満席になった。三千万の借金のことを考えるとつらいが、むしろ借金完済という目標ができてやりがいが出てきたと前向きに考える翔。

しかし「ジュエル」にはもうひとつ問題が残っていた。例のヤクザの件である。
心配する小川に翔はそれでも”みかじめ”は払わないと言い切る。
その日はヤクザは来なかった。しかし、黒服になった達也たちはきっと何かたくらんでいると不安を隠せなかった。

翌日。街を歩いていた翔は例のヤクザを見つけた。彼の行く手をさえぎる翔。
店を再会したのに来なかったという翔にヤクザはもうてめぇの店には行かないという。
実はあの火事の後、みかじめに関するトラブルが警察に知られてしまい、放火の疑いがあると見て調べが入ったのだ。
結局、火事は従業員の不始末が原因で彼らの疑いも晴れたが、みかじめの件できつく釘を指されてしまった。
たかがキャバクラ一軒のみかじめのために組全体の存亡にかかわるようなことになってはいけない。
「二度とその面見せんな」と捨て台詞を残してヤクザは去っていった。

意外な形ではあったが、ヤクザを締め出すことに成功した翔。
後年「夜の世界の仕事をしながら、その筋との付き合いが一切無い会社」という評価を得る翔のやり方はここから始まったのである。

帝王 2007/6/25号

第26話 信用

もういちど店舗を貸してほしいという翔。家主の大崎は保証人の鶴寿司の大将に何故そこまで肩入れするのかたずねる。
「一度信じた以上最後まで信じてやらないと俺に人を見る目がなかったことになる。コイツは必ずその期待に答えてくれると信じてます。」
大崎は大将がそこまで信用しているのならと店を貸すことをOKする。
大崎宅を出た翔はあらためて大将に頭を下げ、仲間が待っている店に向かう。

「ジュエル」再開の知らせを聞いた従業員たちだが、浮かない顔をしていた。
達也がブルーナイトから連れてきた三人のホストが店を辞めてしまったのだ。
翔はみんなをファミレスに連れ出して自分の考えを伝えることにした。

ホストクラブは閉めてキャバクラ一本でやろうと思う。
驚く面々に翔はその理由を話す。
ホストクラブよりもキャバクラの方が利益率が高いこと。
売り上げの高いホストは独立志向が強い。よいホストであればあるほどいつ戦力を失うかという不安が付きまとうこと。
キャバクラなら自分は経営者として全力投球ができること。
さらに将来的には店舗を増やして事業を拡大させたいという夢を語る。

翔の意見にみんなは賛成し、新生「ジュエル」はキャバクラ一本で行くことになった。
それから翔は火事で被害にあった店舗の補修などの交渉に奔走した。
幸い、業者が安くしてくれたし、周辺店の保障も早い対応と鶴寿司の大将のはからいで最小限で済ますことができた。
とはいえ、23歳にして三千万の借金を背負ってしまった翔。後は這い上がるだけだ。

2007年06月17日

破天荒 2007/6/21号

第35話 遠い女性(ひと)

岡田朱美との出会いから数週間がたった。
クリスマスイブの夜、相変わらず武の客でナイト宮益は賑わっていた。
同じ時刻、岡田家では小さい子供たちを寝かしつけた朱美が夫からの電話を受けていた。
急なトラブルで帰れなくなったとだけ言って電話を切る夫。一人寂しく子供たちのプレゼントを枕元に置いたとき、友人の紀子から電話が入った。
パーティの帰りにホストクラブに行きたいから付き合って欲しいという紀子。最初は乗り気ではなかったが、他の人をつけるからと言われて、その強引さに負けてしまう。

店に入ってきた朱美を見た武は客に断って席を離れる。ボーイに朱美の指名はあるかと尋ね、指名はないと聞いた武はすかさず朱美の席に着く。
ボーイに他の人をつけるように頼み忘れた紀子は違う人に変えてもらおうかと聞くが、さえない武にはきっと全然客がいないだろうと思った朱美は申し訳ないからとそのまま武と話すことにする。
持ち前のサービス精神で会話を盛り上げた武は、ダンスを踊らないかと朱美を誘う。
夫以外の男性と手をつなぐのは久しぶりだった朱美は思わずほほを赤らめてしまう。
ダンスの最中も武はしゃべり続けた。そしてようやく朱美が少しだけ笑ってくれた。

少し心を開いた朱美は夫が家庭を顧みないことを相談する。
朱美が結婚していて子供もいることにショックを覚える武。さらに朱美の夫は銀行の支店長を務めるエリート、父親は世界的に有名な建築家であり、現在は光和大学の理事長を務める河島哲郎だと言うことを知る。

あなたはあなたらしくあればいいと朱美を励ます武。
閉店時間も迫りレジに近づいた朱美はホストの売り上げグラフを見て驚く。
身長も自分と変わらず、取り立ててハンサムなわけではない武がナンバーワンだと言うことに気づいたのだ。
その驚きが武への興味に変わる朱美。一方武は生まれも育ちも自分とは全く違う朱美に絶望しながらも自分の気持ちを抑えきれないでいた。

愛人形~あいドール 2007/7/11号

第19話 演技と恋

神楽坂の料亭の一室。愛梨は初めて高級料亭に落ち着かない様子で座っていた。
そこに高城龍二が入ってきた。柳葉から事情を聞いた高城はこの店で愛梨と話すことにしたのだ。

高城は愛梨の顔をじっと見つめて母に似ていると言う。そして「残念だが、俺は君の父親じゃない」と言って母とのことを話し始めた。
二人はあるドラマの撮影で知り合った。高城はまだ無名の役者で、母のさゆりもアイドルから女優への転向がうまくいかずもがいていた時期だった。
さゆりと交際していたのは25年前。その後2年ほどで分かれて彼女とは会っていないという。
現在18歳の愛梨の父親ではあり得ないことは明白だった。

残念な気持ちとほっとした気持ちが混じった思いの愛梨。愛梨は高城に母と別れた理由を聞く。
高城にいくつかの仕事が舞い込んでくるようになり連ドラの主役の声もかかるようになった頃、さゆりはヌードやベッドシーンの仕事ばかりこなしていた。
プロダクションとの関係もあってこの路線で生きていくことを決意したさゆりは自分との関係が公になったら高城の役者人生のマイナスになると考えて自分から高城の元を去っていった。
その時、さゆりを引き留めなかったことに頭を下げる高城。愛梨は高城の選択も母の行動も正しいことだったと彼を許す。

さらに愛梨は芸能界の先輩である高城に演技のことについて相談する。
高城は母の演技について語り出す。さゆりも最初は思ったような演技ができなくて悩んでいた。
しかし、高城と別れてポルノ映画に出るようになると見違えるような演技をするようになっていった。
女の情念、哀しみ、懊悩そして喜びを見事に演じられる役者になっていた。
それはきっといろいろな人間と付き合って傷つけたり傷つけられたりするうちに人間としての幅が出てきたのだろうと高城は言う。
そして演技力を磨く一番の近道は恋をすることだとアドバイスする。
しかし問題は相手がいないということだと笑う愛梨に「相手ならいるだろう」と、部屋の外にいる人物に声をかける。
そこには高城を紹介した柳葉が立っていた。二人のことが気になって店の外をうろついていたら女将に見つかって店に通されたそうだ。
自分を磨く意味でも柳葉と付き合ってみてはどうだと提案する高城。こうして二人は付き合い始めることになった。

翔びなさい!アヒル 2007/7/11号

第7羽 ミニスカ大作戦

少しずつ体を引き締めている七海。目標の10キロ減にはまだ遠いが、毎日努力している。
しかし、痩せたところで客が付くのかと不安に感じる七海。しかし鎌田には秘策があった。
その日のミーティングで鎌田は「自分を磨け!」と檄を飛ばし、客を呼ぶための”特効薬”を取り出す。
それは超ミニのボディコンドレスだった。今日から一週間これを来て店に出ろと命令する鎌田。

ピンサロじゃあるまいしそんな服は着ないと反抗するキャストたち。
それならいいと鎌田は七海一人に強制的に超ミニドレスを着せてしまう。
とんでもない”上司命令”に落ち込む七海。そこに亜紀というキャストを指名している客から場内指名が入る。
客の男は七海が席に着くとミニのドレスを褒め称えた。さらにそのあと来た客たちも次々に七海を場内指名していったのだ。
ようやく鎌田の考えがわかってきた七海。翌日店に行くと全てのキャストが七海に負けてはいられないと超ミニドレスを着ていた。
さっそく表に「ミニスカ大作戦」の看板を出す黒服たち。「SWAN」は連日の超満員となった。

じつはこの作戦は以前銀座の高級クラブとして一世を風靡したある店のアイデアを借用したものだった。
美脚とチラリズムで客を呼び、次第に会話やサービスといった人的魅力で惹きつけていったのだ。
ミニスカートはあくまでも客を引き寄せるための一手。それから後は自分たちの力だ。
七海は鎌田がダイエットを命じた意味を理解した。まずは形だけでもいい。大事なのはそこから自分を磨くことなのだと。

やる気が出てきた七海。しかし鎌田はこの作戦は今週限りだと考え、新たなイベントを画策していた。

(ひとこと)ミニスカ大作戦については
順子 1―銀座女帝伝説 (1)

に詳しく書いてあります。

柳都物語 2007/6/9号

第3話 再びの邂逅

思いがけない形で再会した雅代と泰造。そこに先ほどの酔った米兵がやってきて雅代を連れて行こうとする。
その米兵を押さえて雅代を逃がす泰造。しかし力の差はいかんともしがたく、殴られてしまう。
床に倒れてもなおも反抗する泰造に怒った米兵はさらに足蹴にする。
勝負が付いているのにさらに痛めつける態度に憤慨した泰造は米兵の襟元を掴み背負い投げを打つ。
米兵は庭に投げ出されて気絶してしまった。

ようやく警察署長と泰造の後援会長らが集まってきた。無理をしないように釘を刺しておいてくれと署長に頼んで泰造は店が用意してくれた部屋に寝かされた。
巻き添えにしてしまったことを詫びる雅代。泰造はなぜこの店で働いているかを聞いて相変わらず大変な生活をしている雅代に再び金を渡そうとする。
受け取る理由がないといって断る雅代だが、必死にがんばっている女の人を見るとじっとしていられないという泰造の熱意に負けて金を受け取ることにする。
改めてお互いの名を名乗りあう二人。泰造は雅代の顔をじっと見つめていた。

そこに店の女性が入ってくる。「雅代ちゃん大変だて!あんたの姑さんが!」

柳都物語 2007/6/22号

第2話 思わぬ天分

寝たきりの義母と生まれたばかりの子供を抱え行商に出る雅代。
街の料亭には進駐軍の米兵が来るようになり、魚の売り上げも少しずつ上がっていった。
かつての敵である米兵たちによって自分たちの生活が成り立っているという現実を受け入れるのは辛かったが、生きていくためには仕方のないことだと自分に言い聞かせていた。

そんなある日、ある料亭を尋ねた雅代は店の中が大忙しになっているのを目撃する。
手伝いを申し出た雅代は、全ての魚を買ってもらい、周一を預けて厨房を手伝う。
少し多めの金を渡して礼を言う女将。女将は改めてこの店で働いてくれないかと雅代に頼む。
今日の働きぶりを見て仲居の天分があると見抜いたのだ。
魚屋の仕事が終わった夜だけでいいからやって欲しいと言われた雅代はやる以上は魚屋を辞めると言って仲居として働くことを承知する。

義母に了解を取って料亭「柳亭」で働きだした雅代は、瞬く間に客たちの噂になっていた。
留袖や振袖も顔負けのべっぴんだと言われているとは知らずに働く雅代。
ある日の座敷に山田泰造が後援会長らと来ていた。
自分の仕事は開発の波に乗り遅れた新潟と東京を結ぶ交通網の整備だと力強く語っていた。
隣の部屋では進駐軍と警察関係者が芸者を呼んで大騒ぎしていた。
ダンスを強要する米兵たちに強いことが言えない警察関係者。
そこに雅代が料理を持ってきた。腕を掴み酌をしろと言う米兵に雅代は平手打ちを食らわした。
相手の米兵は激怒して雅代を追いかける。階段を下り逃げてきた雅代は山田とぶつかってしまう。

2007年06月15日

艶恋師 2007/6/26号

其の37 噂の男

なぜか金を渡されて織田様と呼ばれた菊之介。自分は織田という男ではないと話し、指名した姫という女性とともに話を聞くことにする。
誤解を解いた菊之介はいわれのない金を返して織田という男のことを尋ねるが何も教えてもらえないまま店から出されてしまった。
しかたなく姫を呼び出した菊之介。居酒屋で名古屋名物をほおばりながら織田のことを姫に教えてもらう。
織田は名古屋の風俗界を荒らしまくる人呼んで「風俗嬢壊し屋(クラッシャー)」。
ソープにふらりと現れて指名したソープ嬢に乱暴なセックスを続け、さらに自分は射精することなくそれを楯に店から金を巻き上げるという悪質な男だった。
イカせられず罵られ、体とプライドがぼろぼろになって引退に追い込まれたソープ嬢もたくさんいるそうだ。

怒りに燃える菊之介は姫に織田の出没情報を教えてほしいと頼む。
女性に危害を加える織田を成敗したいという思いとともにそんな男と勝負してみたいという思いが菊之介の中に渦巻く。

そのころ、錦のソープランドにフラリと織田が現れた。

華なりと 2007/6/27号

第8話 尻(おいど)を下ろす

徹夜での猛特訓。翌朝三人は雑魚寝の状態で熟睡していた。おトキさんにたたき起こされた三人は慌てて学園に向かう。
舞の稽古は畳を見ればその妓がどのくらいのレベルにおるかわかるもの・・・そう思いながら部屋のふすまを開けたおかあさんは擦れてささくれ立った畳を見て驚く。

女紅場学園に到着した琴美。しかし、足の裏は血豆がつぶれて立っているのがやっとだ。
しかし、そこに現れた乙葉の顔を見た琴美は足なんか痛くないと言ってお稽古に向かう。
お師匠さんに最後まで振りを覚えたので見てほしいと頼む琴美。
みんなの前で始めた琴美の舞はピョコピョコとしてただ振りの順番を追っているだけだった。
しかし、乙葉とお師匠さんは別の部分で驚愕していた。
琴美の舞には井上流の一番肝心な基礎が出ていた。それは”尻(おいど)を下ろす”といわれる下半身の使い方だった。
すり足で動くこの姿勢があってこそ上半身の振りが生きる。これができていないと優子のように上半身の振りが大きくなって格好がつかなくなるのだ。
琴美はサッカーをやっていたために足腰の鍛錬は十分にできていた。さらに卓越した観察力で井上流の本質を見抜いて実践していたのだ。

舞も中盤に入ったころ、琴美の足が動かなくなっていた。痛みが限界に来ていて感覚がなくなっていたのだ。
もうだめかと思った琴美の目に乙葉の姿が映る。「口だけなら祇園から出て行きなさい」乙葉の言葉を反芻する琴美。ここであきらめたら本当に口だけになってしまう。
琴美は痛んだ足をさらに踏み込んだ。激痛で足の感覚を取り戻した琴美はそのまま門松を舞い終えた。
舞とは程遠いもんだと厳しい言葉をかけながらも琴美の努力を認めたお師匠さん。
なんとかみんなと一緒の稽古に加わることができた。

お稽古が終わった琴美たちにいつものように食って掛かる玉乃家の娘たち。しかし乙葉は「あなたたち何を見てたの?他人のことより自分の心配しはったら?」と彼女たちをいさめる。

たった一日で井上流の本質に迫った琴美を乙葉も認めたようだ。

夜王 2007/6/28号

第210話 二人の若者

テレビ撮影を終えた千秋にプロデューサーの浅井が声をかける。
「東京に戻ったらウチに遊びに来ない?映画監督の友達とか紹介するから」
その申し出を何とか交わしてロケバスに戻る千秋。メイク担当の女性から浅井の悪いうわさを聞かされる。

歌舞伎町では陸というホストが遼介に声をかけられていた。
千秋のことが気になるという陸。さらに陸は自分より後に入ってきた翼が遼介と互角に勝負したことについて自分は食っていくのが精一杯なのに自身をなくしてしまうと遼介に相談する。
「がんばれば道は開ける。陸は可愛い顔しているからマダムキラーになれるかもな」と陸を励ます遼介。
おまけに千秋が来たときにヘルプにつけてやるといわれた陸は元気を取り戻して走っていった。

今日も入り口脇に並ぶ陸。そこに入ってきた客は豪華な宝石を身にまとった年配の女性だった。
若い子を3人ぐらいつけてほしいという客に店長は薫、雅樹、そして陸を着かせる。

(ひとこと)もう突っ込む気力もなくなりそうなマダム・・・○木○子ですな。

舞姫~ディーヴァ

第27話 レッツダンス

なつかしの駒沢公園にやってきた元ディーヴァとチェッリシュの六人。
ここで踊っている娘たちをスカウトしてチーム舞に入れようという考えだ。
スカウトの方法は簡単だ。彼女らが踊れば自然に人が集まってくる。
ひとしきり踊ったところで自分たちが今キャバクラにいること、一緒に踊る人を探していることを話して希望者を募る。
こうして舞たちはあちこちのストリートダンスの聖地をスカウトして歩いた。
しかし、公園では18歳未満の少女が多くて思うようにいかない。
そこで、もう少し年上の女性が集まるクラブで声をかけることにした。

クラブにいる娘たちはなかなかスカウトに応じてくれなかった。
彼女たちは芸能界を目指しているのだ。クラブで踊っていれば芸能界のスカウトが来るかもしれない。
芸能界へつながるルートがあるならキャバクラで踊ってもいい。

進退窮まった舞は門馬に相談してみることにする。
確かにダンスをやる人間は芸能界にあこがれる。誰でも一度は夢見ることだ。
そのとき舞は父の店で働いていたキャストが芸能プロダクションにスカウトされてタレントになったことを思い出す。
そのとき店長だった門馬がそのキャストが今活躍している井上和歌子であると補足すると梨乃たちはへぇーっと声を上げる。

そういう女性がどんどん出ればよい。門馬は自らがその仕掛け人になることにする。
元チェリッシュ+舞の四人組で芸能ユニットをデビューさせる。それが門馬のアイデアだった。

女帝薫子 2007/7/1号

第19話 移転

突然店をやめろといわれた紗也。その理由は母を捜しているためだと気づいた紗也は大ママの言うとおり店をやめることにする。
しかし、銀座を去るわけではなく新しい店を探して母とも会うと宣言。大ママから母に伝えてほしいと涙を流す。

病院では初代雪乃ママが電話をかけていた。
もう少しで揉め事は解決する。あなたが復帰して雪乃に返り咲く時が銀座の寝所低誕生のときなのだから。
光安総業社長の愛人というその女性は電話の向こうで無言だった。

美奈ママの部屋に電話がかかってきた。「インペリアル」という店の店長が美奈ママを引き抜きたいというのだ。
40を過ぎて、女を張れるのもあとわずか。どこかでもう一花咲かせたいと思っていた美奈ママはこの話を受け入れる。
部屋にやってきた店長の後藤田は法外な契約金を持ち出して美奈ママをその気にさせる。さらに条件として紗也をつれてきてほしいと頼む。
おそらく紗也を見初めた客がいるだろうと考えた美奈ママはその話を承知する。
しかし、後藤田の思惑は紗也を手に入れて雪野の女帝就任を阻止することであった。

紗也の部屋の電話が鳴る。美奈ママはインペリアルの店長が母のことを知っていると言って移籍話を持ちかける。
母の情報があると聞いた紗也はこの話を受ける。

そして初日。紗也はインペリアルの前にやってきた。

嬢王 2007/7/1号

第69話 応援

Q-1ラストバトルを前に父が危篤になった。医者の説明によると体力が落ちていて今後意識が戻る可能性は低いらしい。
静香は彩の事情を西崎に話し、ラストバトルを延期してほしいと頼む。しかし西崎は予定通り明日からラストバトルを行うという。
「アンタ人ですか!!」と怒りをあらわにする静香。西崎は延期すれば迷惑をかけるため彩は自ら辞退すると予測していた。ゆえにラストバトルは延期しない。
お互いの言うことは間違っていないと感じつつも意見が食い違う二人。結局ラストバトルは延期されることなく開催されることになった。

彩は病院で父の姿を見つめていた。彩の脳裏に子供のころの光景が浮かぶ。
病気で寝込んでいた彩を看病している父。悲しそうな顔をしているという彩にこれは彩を応援している顔だといって微笑む。
「ア・・・ヤ・・・オ・・・ウ・・・エンして・・・いるよ」
我に返った彩は父がそう言ったような気がしていた。

翌日、会場に向かった彩。大勢のマスコミの前に現れた彩は「鬼になりなさい」という真帆の言葉を思い出しながら舞台に立つ。

2007年06月09日

破天荒 2007/6/14号

第34話 運命の糸

ナイト宮益に移って3ヶ月。店に二人連れの女性がやってきた。
豪華な出で立ちの女性はボーイにチップを渡し、良い方を付けてくれと頼む。
これを見て上客だと考えたボーイは武をつけることにした。
二人の方を見た武は連れのおとなしめの女性を見て何かを感じた。
場慣れしていそうな女性ではなくて、その女性の隣に武は着くことにする。

岡田朱美と名乗るその女性は、笑顔で話しかける武の横で気乗りしない表情だった。
しかし武は彼女が店を出るときも「また会いたい」と言うなどいつもとわずかに違う態度を見せていた。

帰りのタクシーで、友人に感想を聞かれた朱美は「隣に座った男性がちょっと苦手だった。イメージしていた怪しさや魅力もなくて田舎のお兄ちゃんって感じだった」と答える。
一方、閉店後に譲二につっこまれた武は、朱美を一目見た瞬間に電気が走ったと告白する。
「人妻殺しの武ちゃん」と呼ばれる武が一目惚れするとはと大笑いする譲二たち。
ホストをやっている限りはもう誰も好きにならないと決めた武だが、どうしても朱美の姿が頭に浮かんでしまう。

夜。朱美は帰ってきた夫を迎えていた。
彼女は銀行の支店長の妻で、子供も二人いる人妻だった。

(ひとこと)おおっと、ついに朱美夫人登場です!!

艶恋師 2007/6/19号

其の36 菊之助、西へ

再び修行の旅に出た菊之助。次の目的地は名古屋であった。
名古屋は錦、栄、納屋橋と繁華街が立ち並び性風俗の店もたくさんある。
この日本一の街で自分の性技が通用するか試すことになった。

栄のヘルス「エンジェル・フィッシュ」に入った菊之助。
彼の姿を見たボーイは一瞬驚いた表情を見せたがすぐに待合い席に案内してくれた。
待合い席では酒を無料でサービスしていた。部屋の作りも豪華で、女性の写真が載ったアルバムもポラロイド一枚ではなくて、顔写真、全身写真にプロフィールが掲載されており、店のレベルの高さを思い知らされる。
その中から姫という女性を指名した菊之助。
自分の素性を明かした菊之助に姫は菊之助の性技がどれほどの物か判定すると言い出す。
ヘルスでは竿を使えないがそこは龍気功と龍舌乱、さらに卍責めで姫を昇天させることに成功する。
部屋を出た菊之助に先ほどのボーイが待合室で待っていて欲しいと話しかける。
ボーイは姫から菊之助が放出しなかったことを聞き、顔を青ざめさせる。

待合室に現れたボーイは、菊之助に金の入った封筒を差し出し、
「これでもうウチの店には来ないでください!どうか、織田様!」と頼む。

織田とはいったい何者なのか?

(映画化情報)
出演者が発表されました。
中倉健太郎(「猿飛佐助Ⅱ~闇の軍団~」や「真・雀鬼」シリーズなどに出演)
http://blogs.yahoo.co.jp/kenta3rd
小松千春(「白鳥麗子でございます」などに出演)
http://ameblo.jp/chiharu-komatsu33/
荒井美恵子(元ギリギリガールズ、現AV女優)
http://blog.livedoor.jp/arai_mieko/
小澤マリア(AV女優)
http://blog.dmm.co.jp/actress/ozawa_maria/
ほか
だそうです。

加藤ローサ主演でサービスシーンが期待できない「女帝」と、明らかにVシネマっぽい臭いを漂わせる「艶恋師」のキャスティング。
さて、軍配はどっちに?

2007年06月07日

いつか勝ち組! 2007/6/22号

メグの声が聞こえた気がして目を覚ました関根。
しかし横には裸の樹里がいて「今頃あのコ、祐樹にヤられちゃってるかも」と言っている。
関根に擦り寄る樹里を突き飛ばした関根だが、その拍子に樹里は頭をぶつけて怪我をしてしまう。
メグのことが心配な関根だが、樹里が血を出しているためにあわてて血をぬぐう。
関根のやさしさに触れた樹里は森下の本当の姿を語りだす。
「アイツは金で人の心も体も弄ぼうとするんだ」
この旅行自体が森下がメグを抱くための罠だったのだ。関根を誘ったのはメグの前で勝ち組と負け組の差をハッキリ見せ付けるためだった。
樹里も森下のいとこというのは嘘で金で雇われたキャバ嬢だった。
森下のやり口に激怒した関根は部屋を出てメグを探す。

その森下に襲われたメグは必死で抵抗していた。
悲鳴を上げるメグ。関根は樹里から合鍵を受け取り森下の部屋のドアを開ける。
邪魔が入った森下はゴルフクラブを関根の頭に振り下ろそうとする。
間一髪交わした関根は森下を押さえ何度も殴りつける。
そんな関根の手を止めて森下のそばによる樹里、突然樹里が森下に平手打ちをかました。
もうこんなことやめようと森下を抱きながら泣き出す樹里。
馬鹿な男だが樹里にとっては初めての男だった。利用されても騙されても離れられないのだ。

この旅行が仕組まれたものであることを知ったエミとラン。関根の軽自動車に乗りながら愚痴をこぼしていた。

(ひとこと)森下の友人、堀江と村上って・・・考えてなさすぎっ!(え?気づくの遅い?

夜王 2007/6/21

第209話 新幹線の女

若いホストたちが雑誌のグラビアを見て盛り上がっていた。通りかかった遼介はグラビアに出ている桜井千秋というアイドルが以前新幹線で会った櫻井千夏だと気づく。
ロミオでは、元翼派のホストたちも一本立ちを目指してがんばり始めていた。
そこにさっき話題になっていた桜井千秋が来店して来た。
千秋の指名はもちろん的場遼介だった。
千秋は新幹線で「迷っているなら豊胸手術はやめたほうがいい」とアドバイスしてくれた遼介にお礼を言う。
理解あるマネージャーとともに仕事に励んだ千秋は美乳グラドルとして名をはせ、たちまち人気者になっていた。

店を出る千秋に遼介は「俺で力になれることは何でもするから」と言葉をかける。
はっとした千秋だが、なんでもないように去って行った。

海岸で撮影をする千秋。プロデューサーの浅井はそんな千秋を好色そうな目で見ていた。

(ひとこと)千夏ちゃん、再登場ですね!きっとリクエストが多かったんでしょう。
こうなったら例のクリスマス家出女子高生も出してほしいなぁ

夜王 2007/6/14号

第208話 翼の答え

バスルームから出た愛夢。そこに翼の姿はなく、一枚の手紙が残っているだけだった。
「本当の自分を取り戻したら堂々と貴方に逢いに来ます。 翼」

ロミオでは遼介の勝利を祝ってヘルプたちが祝杯を挙げていた。
彼らに頭を下げる遼介。そこに翼から電話が入る。
昼間会ったビルの屋上に向かう遼介。それを見た翼派のホストたちも遼介を追う。
翼は負けたら遼介のヘルプをやるという約束のことを言い出し、やらなければならないことがあるから一年だけ待って欲しいと頭を下げる。
遼介はヘルプの約束は翼という自尊心の強いホストと交わしたもの。石川耕三という男が何をしようと本人の自由だといって翼を許す。
きっと帰って来いという遼介。そこに翼派のホストたちも駆けつけてこれまでのことに感謝している。ずっと待っているから帰って来いと翼を励ます。

そのころ愛夢は父に電話をかけていた。素敵な男に会ったという愛夢の手には翼の手紙が握られていた。
さらに遼介にも会ったと話す愛夢。
「さすがお父さんが・・・新宿の”夜王”が認めただけの男ね」

数日後、入り口にある翼の写真がはずされるのを見ながらこれまでの事を振り返る遼介。
道の向こう側では、翼がおばあちゃんと仲良く駅に向かっていた。

帝王 2007/6/18号

第25話 挽回

千春の励ましで火事のショックから立ち直った翔。
翌朝早く、厨房の渡辺から電話が入った。渡辺の話によると火事の原因は放火などではなくて彼の過失による失火だったのだ。
怖くなって逃げ出したと謝る渡辺に翔は「ありがとう。勇気いったでしょ、正直に話すの。電話くれただけでもうれしいです。」と元気付ける。

渡辺とともにキャストたちとファミレスに集まった翔は店を続けると宣言。
一緒に乗り越えて欲しいと頭を下げる。
そんな彼をこれからも支えていこうと誓い合うキャストたち。しかし、改装や補償の借金など問題は山積みである。
そして最大の難問がビルの大家である大崎との問題だ。大崎は弁済後に即立ち退きするように言っていた。
そのことを話し合うために翔は保証人である鶴寿司の大将の元に向かう。
火事のことについて頭を下げた翔はこれからどうするつもりなのかという大将の問いに土下座の姿勢のまま「店、続けたいんです!あの場所で、あのメンバーで、もう一度!」と叫ぶ。
その目を見た大将は自らもスーツに着替え、大崎に頼みに行くことにした。

大崎の前で頭を下げる翔の横で事情を話す大将。再契約して欲しいといわれた大崎は厳しい目で翔を見つめる。

女帝薫子 2007/6/15号

第18話 紗也、追放!?

クラブ雪乃の初代ママはかつて銀座の女帝といわれた女性。その雪乃ママから紗也を追放しろといわれた真紀ママはその理由を問いただそうとする。
しかし、雪乃ママのあまりの剣幕に了承せざるを得なかった。
おそらく雪乃ママが紗也の母親である薫子に違いない。それならば何故あれほど強く追放しろというのか。真紀ママはタクシーの中で一人考え込む。

ゴージャスでは人気ホステスとなった紗也と美樹の客であふれかえっていた。
客を見送った紗也の目に一人の男性の後姿が映る。
理由はないがなんとなくその男性は美樹の父親ではないかと感づいた紗也は控え室に美樹を呼びに行く。
まさかと思って店の外に出た美樹だが、その男性の後姿を見た瞬間に父だと確信した。
「お父さん」と呼びかける美樹。「私には美樹という娘なんかいない」と言うその男性だが、10歳のときまで毎日見ていた父の姿を忘れるはずがなかった。
振り向いた父に抱きつく美樹。二人はついに再会できたのだ。

翌日、美樹から呼び出されて喫茶店に来た紗也。
この10年間のことをいろいろ話し合った二人。父は結局駆け落ちの相手である薫子とは3年で別れてしまっていた。新しい男に付いて行ってしまって捨てられたそうだ。
まだわだかまりもあるために今のところは離れて暮らすが、自分が一人立ちして、父も母も過去を話し合えるようになったら三人で暮らそうと考えているようだ。
自分と母を捨てた父だが、許せることができた。それはこの街で働いて夜の街に来る男性の気持ちや夜の街に潜む罠などを知ることができたおかげだと美樹は笑う。

紗也の携帯に真紀ママから呼び出しが入った。珍しい大ママからの呼び出しにどんな用件かと駆けつけた紗也に真紀ママは雪乃ママに言われたとおりのことを言った。
「今日でゴージャスを辞めて欲しいの」

嬢王 2007/6/15号

第68話 静香・亜莉沙・彩

Q-1決勝戦を前に西崎と中坊はレジェンドビルで会見した。
西崎が中坊のグループから脱退を企てているのを阻止するための話し合いだ。
株価を操作して中坊を追い込む西崎に対して中坊は西崎と州英会とのつながりを盾に和解を持ちかける。
しかし西崎は「物語はまだまだ終わらせない」と中坊の申し出を突っぱねる。

残り一ヶ月のQ-1を見てくれという西崎。そのころ決勝進出者の三人はそれぞれのときを過ごしていた。

真剣に水商売をやっていなかったのに決勝に進んでしまった静香。
自宅の風呂でくつろぐ静香の元に母が尋ねてきた。
母は娘の純(静香)がキャバ嬢をやっていること、Q-1に出ていることを知っている。
その上で彩とはどういう友達なのかを問いかける。
勝ってもらいたいけど負けたくない。”友達だよね”なんて話し合ったこともない。
そう答える静香に「それでいい!」とうなづく母。本当の友達は友達だよなって確認しない関係のこと。
彩を応援してやれと静香を励ます。
浮気を繰り返す父。喧嘩して家を飛び出す母。大学の入学金も学費も静香が自分で稼いだ金だ。
静香にも一億円を手にして幸せにしたい家族がいた。

高級マンションから信次という男を呼び出す亜莉沙。ファミリーレストランで待ち合わせ亜莉沙は男に金を渡す。
信次は亜利沙の義理の弟だった。東大医学部を目指す弟を亜莉沙は誇りに思っていた。
弟もまた年収何千万を稼ぎ出す姉を尊敬していた。
亜莉沙には大事なものが三つあった。
スナックの経営で女で一つで自分たちを育ててくれた母。
父親が違うだけで白い目で見られてきた弟。
そして自分自身。
それぞれが己の力で状況を変えてきた。何も知らずにヌクヌク育ち、さも自分だけが不幸になりましたって売り物にしている彩だけには絶対に勝ちたい。
タクシーの中で気合を入れる亜莉沙であった。

彩の携帯がなった。静香からだ。ファミレスでこれからのことを話し合う二人。
静香は二人で共闘すれば亜莉沙に勝てるのではないかと言い出すが、彩は二人で一人をやっつけるところをお客さんに見せる。それでは今までの信頼や信用を全部失うことになると反論する。

今の状況をいろいろ語り合った二人。お互いの気持ちを確かめた二人は同時に言う。
「できたら・・・私たちのどっちかが嬢王!」

席を立った彩。残された携帯が鳴り出した。彩の母からの電話だとわかった静香は電話に出ることにする。
話を聞いた静香はあわてて彩を呼びにいく。

彩の父が、危篤だそうだ。

(ひとこと)静香はお風呂、亜莉沙はセクシー下着、彩はお着替え中。サービスシーンは欠かしません!
あと、亜莉沙と弟が会っていたファミレスと静香と彩が会っていたファミレスっておんなじ店ですよね。
たぶん、コピーしたようにおんなじ^^