- 5月
- 26
- 2007
其の33 悪女の一分
日本人男性では感じることができなかった。そんなミーシャに菊之助は龍気功で挑む。
札幌の決戦以来封印してきたが、気力体力ともに充実している今なら十分に力を出せる。
突然襲ってきた快感にとまどうミーシャ。前戯はいらないと言っていたにもかかわらず、菊之助の愛撫を求めるようになる。
そこに究極舌技卍責めが炸裂。このままではイッてしまうと思ったミーシャは体勢を変え、女性上位で菊之助を迎え入れる。
激しく腰を振るミーシャだが、菊之助は全く反応しない。
竿の真の「突き」を知らないミーシャに菊之助は「きぬた」でとどめを刺す。
「サハリン」では伊刈がタチアナ、ナターシャとともに菊之助の帰りを待っていた。
伊刈はミーシャが自分の過ちに気づいて傲慢さが改まってくれればよいと話す。
彼女にも金を稼ぐ理由があるのだろうとミーシャを気遣う伊刈をタチアナは優しいという。
日本人と結婚したいと思っているタチアナは伊刈のような男性と出会いたかったと寂しくつぶやく。
伊刈はそんなタチアナに言う。
「俺で良かったら付き合って欲しいくらいだ」
失神から目覚めたミーシャは素直に負けを認めこれまでの自分を反省する。
そして、金に執着してきた理由を話し出した。
彼女は生まれつき病を持った子を抱えていた。手術台を稼ぐために日本に来て悪いことだと知りながら日本人をだますような売春まがいのことをしていた。
理由を聞いた菊之助は、勝負で受け取る百万を子供の手術台の足しにするようにミーシャに告げる。
「サハリン」に戻ってきた二人。ミーシャの事情を知った菊之助はこれからもこの店で彼女を働かせて欲しいと皆にお願いする。
店長も、ミーシャのファンである客たちも、彼女を温かく迎えてくれた。
勝負を終えて町を去る菊之助。残念ながらミーシャは幻の女ではなかった。
その後、伊刈とタチアナは結婚して家族円満に暮らしているそうだ。
