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  • 4月
  • 30
  • 2007
16:42

第204話 祝福されし男

翼と遼介の誕生日対決は佳境に入った。現在翼が500万のリード。
しかしオーナーは「金額などで二人の差は見えはしない」と言い切る。

店は満席になり、それぞれの客が待ち席で待っていた。翼は源太に命じ、客を早く帰らせようとするが彼女は早く帰れとは何事だと怒ってしまう。
しかも、それを聞いた待ち席の客と言い争いになってしまい険悪なムードが漂う。

遼介派の客も待ち席で待機していたが、そこにやってきた麻美がその客の何人かを連れてカラオケにいってくれた。
他の客たちも外で時間をつぶすから携帯に連絡を入れてほしいと笑顔で店を出る。

翼の客たちの怒りは収まることを知らず今日は帰るといって出て行ってしまった。残された客たちはこれで翼を独り占めできると上機嫌。これでは売り上げが上がらなくなってしまう。

まったく対照的な双方の客たち。遼介の客たちはそれぞれ譲り合って仲良く席が空くのを待っている。
これがオーナーの言う「客の違い」だった。
翼の客である女たちは翼が欲しいためにロミオに来ている。必ずしも翼の勝利に貢献したいためではない。
しかし遼介の客は一丸となって遼介をナンバーワンの座に押し上げている。人間と人間の深いつながりがそこにはあった。

焦って店のドアを開けた翼。そこには遼介の客が押し寄せていた。その中の一人、高橋が翼に言う。
「兄ちゃん、アンタを祝ってくれるのは女の子だけだろ。でも遼介は歌舞伎町に祝われているようにみえるなあ」

そして店は遼介の客で埋め尽くされ、ついに売り上げで逆転することになった。

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