- 4月
- 20
- 2007
17:01
第23話 思いもよらぬ依頼
舞を指名した青年は藤原拓哉と名乗った。裏の世界で竜也とは友達だというこの男は舞の父のことも知っていた。
藤原は大事な話があるから明日会って欲しいとだけ告げて店を出て行った。
翌日、日比谷公園で待ち合わせした拓哉は「銀座で店をやらないか」と舞に持ちかける。
拓哉は銀座を縄張りとする銀神会の三代目で今は若頭をつとめる男だった。
彼は溝江の店の話をはじめる。溝江のキャバクラ業界進出はバックにいる大島田組の進出のためだった。
政界に強いパイプを持つ溝江を使ったことで銀神会も手を出すことができない。そこで溝江の店「クイーン」をつぶして彼らを撤退させたいというのが藤原の考えだ。
資金は組から出す。だから「クイーン」に対抗する店を作ってくれと頼まれた舞。
あまりに大きな話に舞は時間をもらうことにした。
店に戻って門馬に事情を話した舞。溝江との直接対決はやってみたい。しかし、ヤクザに金を出してもらうのはやりたくない。
そして舞は父の遺産を使ってディーヴァ2号店を銀座に出さないかと門馬に提案する。
舞の覚悟を感じた門馬だが、舞にはキャバクラ経営の知識などない。
そこである条件を持ちかけた。
