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  • 4月
  • 10
  • 2007
19:15

第19話 信頼

保証人を立てないと店は貸してもらえない。大きな問題に直面した翔は公園で一人考え込んでいた。
何人かの客は事情を聞いて保証人を申し出てくれたが、店の運営について口を出してきた。
これでは仲間たちとの自由な雰囲気を壊してしまうような気がする。しかし、保証人の問題は深刻だ。
翔は自分が何も考えずに生きてきたガキだったという思いに苛立ち一人公園で叫びだす。

そこに馴染みのすし屋の大将が声をかけていた。
彼はシャルマンのビルの近くで鶴寿司という店を営んでいる主人だった。
地元の少年野球チームの監督をしている大将は野球好きの翔を誘い、キャッチボールや少年野球のコーチを頼んだこともあった。

翔の悩みを聞いた大将は「俺だって保証人なしじゃ貸さねぇな」とつぶやく。
大将もクレインビルというビルを持つオーナーなのだ。
しかし、大将は「でも、若いうちはそういう無鉄砲さが大事なんだよ。俺が保証人になってやるよ」と言い出す。

早速大将とともに大崎を訪ねた翔。大将は大崎に
「輝咲君は好青年ですよ。野球をやっているとその人間の性格がわかる。この子は大丈夫です。」と翔を褒め称える。
地元の名士「鶴寿司」にそこまで言われては・・・と大崎は翔に店を貸すことを承諾する。

ついに店を借りることに成功した翔。
このとき、他人に信頼されると言うことがどれほど大きな財産になることかを翔は学んだ。

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