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2007年04月30日

華なりと 2007/5/9号

第5話 仕込みさん

ついに祇園にやってきた琴美。琴の家の玄関に立った琴美にひとりの女性が話しかけてきた。
彼女は同じ仕込の恵と名乗った。恵は玄関はお客様が使うところだからといって裏口から琴美をあげ、部屋に案内した。狭い部屋に二段ベッド。この部屋に琴美と恵、そしてもう一人優子という子の三人で生活することになる。

恵はまず、玄関の掃除を言いつける。
「祇園で箒は邪気を祓う神聖な道具。掃き方を考えて。」
そういわれた琴美は家から邪気を追い出すように思いっきりごみを外に掃きだしていった。
そこに帰ってきたおかあさん。鬼の形相で琴美を部屋に連れ込んだ。

なにを怒られているのかわからない琴美におかあさんは説明する。
「しきたりはいわば祇園の心。たとえば箒の掃き方にしても通行人にごみがかからないように埃を立てないように気をつけて内側に掃かなくてはならない。まずは、人様のことを考えるのが第一。そして『家にお客様を招き入れて縁起がええどすなあ』と考える」
納得した琴美だが、おかあさんは罰は罰だと三時間の正座を言い付ける。きちんと面倒を見なかった恵も一緒に正座させられることに。
なれない正座に苦しむ琴美。しかしふと、この正座にも意味があるのではないかと考える。
三時間後、正座から開放された琴美は「これはおかあさんの心だったんですね」と言って彼女を驚かせる。

それからおかあさんは琴美を八坂女紅場学園に連れて行った。学校の中では同じくらいの年の少女たちが見事な踊りを見せていた。
しかし、彼女たちもまだ仕込みの段階で、おかあさんに言わせるとまだ舞とは言えないものなのだそうだ。
お師匠さんにきつく叱られる生徒を見て琴美は自分の甘さに気づき、不安を覚えるのであった。

夜王 2007/5/17号

第205話 最後の客

誕生日対決は遼介の圧勝で終わろうとしていた。客の質の差がここに来て現れてきたのだ。
ラスト20分を切ったとき、ロミオに一人の女性が現れた。

それは石川耕三を探していた老婆だった。どうしてもこの目で確かめたいという彼女は翼を指名して席に着く。
どこから来たのかという源太の問いに彼女はぽつりぽつりと語り始める。
東北の田舎だから雪かきが大変なこと。その雪が積もった庭を何度も眺めること。それは孫から手紙が着たのではないか、郵便配達の人が足跡をつけているのではないかと待っていること。
そして50万円の入った袋を渡し、なにかお酒を飲ませて欲しいという。
翼はその金でゴールドを頼み「その注文、有り難く頂戴します」と言う。
ボトルの口もあけずに「仕事、がんばってください」と頭を下げて彼女は帰っていった。

老婆は遼介に「あの人は孫とは別人だ」といって店を出る。
彼女にはわかっていた。翼が耕三であることを。孫が選んだ生き方だからと涙を流す彼女を心臓の痛みが襲う。
そのとき、一台の車が倒れた彼女に向かって走ってきた・・・

夜王 2007/5/3号

第204話 祝福されし男

翼と遼介の誕生日対決は佳境に入った。現在翼が500万のリード。
しかしオーナーは「金額などで二人の差は見えはしない」と言い切る。

店は満席になり、それぞれの客が待ち席で待っていた。翼は源太に命じ、客を早く帰らせようとするが彼女は早く帰れとは何事だと怒ってしまう。
しかも、それを聞いた待ち席の客と言い争いになってしまい険悪なムードが漂う。

遼介派の客も待ち席で待機していたが、そこにやってきた麻美がその客の何人かを連れてカラオケにいってくれた。
他の客たちも外で時間をつぶすから携帯に連絡を入れてほしいと笑顔で店を出る。

翼の客たちの怒りは収まることを知らず今日は帰るといって出て行ってしまった。残された客たちはこれで翼を独り占めできると上機嫌。これでは売り上げが上がらなくなってしまう。

まったく対照的な双方の客たち。遼介の客たちはそれぞれ譲り合って仲良く席が空くのを待っている。
これがオーナーの言う「客の違い」だった。
翼の客である女たちは翼が欲しいためにロミオに来ている。必ずしも翼の勝利に貢献したいためではない。
しかし遼介の客は一丸となって遼介をナンバーワンの座に押し上げている。人間と人間の深いつながりがそこにはあった。

焦って店のドアを開けた翼。そこには遼介の客が押し寄せていた。その中の一人、高橋が翼に言う。
「兄ちゃん、アンタを祝ってくれるのは女の子だけだろ。でも遼介は歌舞伎町に祝われているようにみえるなあ」

そして店は遼介の客で埋め尽くされ、ついに売り上げで逆転することになった。

2007年04月21日

艶恋師 2007/5/1号

其の30 ミーシャの正体

菊之助がぶつかった男はナイフを持っていた。
伊刈というその男は菊之助に事情を話す。
彼の狙いはナンバーワンのミーシャだった。
ミーシャの魅力に見せられた伊刈は三日と空けずに店に通うことになった。
ミーシャに自分のことが好きだと言われた伊刈は舞い上がってたくさんのプレゼントを贈った。
農家の跡取りである自分に日本が好きだから農家の嫁でも良いというミーシャにすっかりその気になった伊刈は母の手術費用として百万を渡した。
手術代を出したら抱かれるといったミーシャを連れてモーテルに行った伊刈。
しかしミーシャは冷めた表情で裸になり、キスは愛がないと出来ないと言い放つ。
好きと愛してるは違う。愛している男性なら農家の嫁になっても良い。しかし伊刈と一緒になる気はないと言いだす。
ミーシャは突然伊刈のペニスをしごきだし、むりやり射精させてしまう。そして早漏の伊刈を見下す言葉を吐いて去ってしまった。

裏切られた悔しさからミーシャを刺そうとした伊刈。今時ない純情な彼の涙に菊之助は同情を覚える。
セックスで男を翻弄する女ならセックスで手玉にとって堕としてやろう。菊之助は伊刈に私が復讐すると約束する。

破天荒 2007/4/26号

第28話 売り上げ勝負

武と智也の売り上げ勝負が始まった。先月の売り上げで智也は2位、武は10位に入った。
入店4ヶ月でトップ10に入った武を面白く思わない智也。
この勝負で武を店から追い出す気満々である。

この勝負の噂はあっという間に広がった。周囲の評価では智也が圧倒的に有利。
智也の客達も高い酒をどんどん入れていく。
武の客である幸代はそんな状況を見て考え込んでいた。席に着いた武にレミーマルタンを入れるように言う幸代。いつも高い酒を入れようとするとそれを止める武だが、智代は「この勝負はアンタの進退が懸かってんだろ?だったこれは客の問題でもあるんだよ。それに止められるのって結構寂しいもんだよ」と武に話し、酒を入れる。
それを聞いた智也の客は負けじとボトルを追加する。さらにそれをうけてボトルを入れたのは武の他の客だった。ひとりひとりとの関係を大事にしてきた武を客は応援しようとする。
しかし、智也の客は智也が隣に着かないと酒は入れないと言い出す。

武の力を知った智也はこの勝負、武を潰すことに全力を注ぐことにする。

舞姫~ディーヴァ 2007/4/27号

第24話 試練のテスト

銀座にDIVA2号店を出す。その思いを聞いた門馬は舞にこの店の売り上げを2倍にしたら店を出そうと言う。
自分が経営側に立って売り上げを上げなくてはならない。更に、キャストと黒服を見つけて育成すること。これが門馬の出した条件だ。

数日後、銀神会の藤原を訪ねた舞と門馬。銀座進出の際にケツ持ちだけをやってもらいたいという無理な願いを笑って了解する。

キャストだけでなく黒服の育成もしなくてはならない。どうやって探せばよいのか。
その考えに気を取られてダンスをミスしてしまう舞。ぶつかった相手の澪はクマさんのバンドエイドを貼って店に出て愛嬌を振りまく。
しかし、舞は暗い表情が張り付いたままだった。謙次と祐司はそんな舞を心配して何があったのか尋ねる。事情を聞いた二人は自分たちが黒服になると言い出す。

女帝薫子 2007/5/1号

第16話 初めての日

母を亡くした悲しみに泣き崩れる紗也。通りかかった純平に全てを話して今夜は一緒にいて欲しいと頼む。
紗也の部屋にやってきた二人。紗也は母を亡くしたという事実に強烈な寂しさを感じて抱いて欲しいと言い出す。

ついに結ばれた二人。純平は天涯孤独になってしまった紗也を守っていきたいと誓う。
翌朝、仕事があると置き手紙を残して帰った純平。紗也は手紙を読んで純平に感謝する。
母がいないことが分かった今、銀座にいる意味はなくなってしまった。
しかし、銀座の街を気に入っている紗也はこれからのことを考えながら歩いていた。
そこに宮沢が声をかける。喫茶店で宮沢はこれからのことを話しだす。父の仕事を手伝うために夜間大学を受験することにしたそうだ。
父に会うことが目的から生きる目標に変わった。それを聞いた紗也も母の形見であるこの町で生きていこうと改めて強く思った。

夜になり、店に出た紗也。吹っ切れた紗也を見た他のホステスは何かいいことがあったのかとささやき合う。
それを見た美樹は紗也に何があったのか聞いてみることにする。
母が死んでいたことを話す紗也。母「薫子」を探すために銀座に来たことも告白した。
そして、現実を受け入れてこの銀座で生きていく。薫子の名前は私がもらうと美樹に告げる。
美樹も自分が銀座に来た理由を紗也に話す。愛人と駆け落ちした父親を捜して。その愛人の名は薫子でこの銀座で働いているからと。

それぞれの事情を知った二人は改めて薫子の名を賭けて戦っていくことを誓い合う。

嬢王 2007/5/1号

仲間に刺されてしまった郁。彩が連絡を取り郁は島田総合診療所と言うところに運ばれた。
この病院は外国人や犯罪者を扱うと聞かされた彩はそれに構わず付き添って看病することにする。
病院で事情を聞いた長谷川は、なんとかQ-1を中断してもらいたいと考える。長谷川は彩に嬢王になってもらいたいと強く思うようになっていたのだ。

しかし、西崎は彩の私用でQ-1を中断することは出来ないと突っぱねる。事情を話して説得する長谷川。その目には涙が浮かんでいた。
西崎は真帆を呼び出し郁の事件について問いただす。とぼける真帆に「裏の力を使うのであれば裏の力に取り込まれる。裏の嬢王になるだけだ。」と忠告する。

意識が戻った郁の目に母の姿が飛び込んだ様に見えた。それは郁を見守る彩の姿だった。
自分のしたことを話そうとする郁の言葉を遮り「守ってくれた」とはっきり言う彩。
自分が女衒になったきっかけである母のことを思い出した郁。
一週間後、竹山に用済みだと言われた郁の背後に男が近づく。その男は西崎。
そろそろ姿を消せと言う西崎に警察に連れて行ってくれと頼む郁。

Q-1は残り一週間。彩は店を休んだために大きく差が開いて最下位になっていた。
あと一週間で巻き返すと力強く宣言する彩。彼女の携帯には「嬢王になれ!!」という郁からのメールが入っていた。

いつか勝ち組! 2007/4/27号

第28話 表と裏

父親である森下院長に軽井沢の別荘を使わせて欲しいと頼む森下祐樹。
そこに取引先である門野製薬の担当者、関根がやってきた。
関根はポインセチアで森下を見かけたことを思い出したが、祐樹の方はまるで気付かない様子だ。

祐樹が友人と合コンパーティを開くと聞いた関根は、メグを連れ込んで襲うのではないかという不安に駆られる。
それというのも森下院長はリベートや女性を要求する悪徳医師だからだ。

気になった関根はポインセチアに行く。それとなく森下のことをメグに聞く関根。
森下のことを顔を赤らめて話すメグの姿を見た関根は更に不安が増加していく。
そこに森下がやってきた。メグの隣に座る関根に気付いた森下はちゃっかり同席してしまう。
森下は自分のボトルを出し、親父のせいで苦労しているでしょうと関根をねぎらう。
更に別荘でのパーティの話を持ち出し、心配ならば関根も来ると良いと誘いをかける。

一体森下の考えは?

2007年04月20日

舞姫~ディーヴァ 2007/4/13号

第23話 思いもよらぬ依頼

舞を指名した青年は藤原拓哉と名乗った。裏の世界で竜也とは友達だというこの男は舞の父のことも知っていた。
藤原は大事な話があるから明日会って欲しいとだけ告げて店を出て行った。

翌日、日比谷公園で待ち合わせした拓哉は「銀座で店をやらないか」と舞に持ちかける。
拓哉は銀座を縄張りとする銀神会の三代目で今は若頭をつとめる男だった。
彼は溝江の店の話をはじめる。溝江のキャバクラ業界進出はバックにいる大島田組の進出のためだった。
政界に強いパイプを持つ溝江を使ったことで銀神会も手を出すことができない。そこで溝江の店「クイーン」をつぶして彼らを撤退させたいというのが藤原の考えだ。
資金は組から出す。だから「クイーン」に対抗する店を作ってくれと頼まれた舞。
あまりに大きな話に舞は時間をもらうことにした。

店に戻って門馬に事情を話した舞。溝江との直接対決はやってみたい。しかし、ヤクザに金を出してもらうのはやりたくない。
そして舞は父の遺産を使ってディーヴァ2号店を銀座に出さないかと門馬に提案する。
舞の覚悟を感じた門馬だが、舞にはキャバクラ経営の知識などない。
そこである条件を持ちかけた。

2007年04月16日

愛人形 2007/5/9号

第15話 愁い

柳葉圭介に主演ドラマの話が舞い込んできた。最初の撮影はニューヨークで行われることになる。
ニューヨークに行けば愛梨に会えなくなる。それに感づいた順子は愛梨に彼氏が出来たと柳葉に告げ口する。
愛梨より私と付き合った方が良いという順子だが、柳葉はそれに取り合わずエレベータに乗ってしまった。

愛梨は泰典に家まで送ってもらっていた。愛梨をそっと抱きしめる泰典。そのままキスをしようとするが愛梨はそれを拒否して帰って行った。
家に戻ってきた愛梨は影山達の話を聞いてしまう。それは愛梨の父親についてのことだった。

翌日、愛人形’s劇場では一ヶ月目のアンケート結果が張り出されていった。
一位は順子。千夏は八位に入っていた。愛梨の順位は25位だった。
講師控え室では予想より順位が低かった愛梨のことが話題になっていた。
秋元はその原因を正確に見抜いていた。
愛梨にはどこか暗い影がある。それはアイドルが観客に見せてはならないものであった。

その日のレッスンは演技であった。講師の岩本は台風が去って海水浴に行けることになった喜びを表現して欲しいと課題を出す。
次々に課題をこなす少女達。しかし愛梨はこれまで心から喜んだことがなかった。どう演技すればよいのか。愛梨はとまどっていた。

翔びなさい!アヒル 2007/5/9号

第3羽 開店初日

従業員がほとんど辞めてしまった。まもなく開店初日を迎える。
大ピンチでありながら鎌田はなるようになるさと今日も歌舞伎町に消えていった。
七海は先輩の真由美を自宅に呼び、これまでの経緯を話していた。
そこに千尋と真央が飛び込んできて全員で七海の悩みを聞くことに。
困り果てた七海に真由美が「あたしがそのキャバ嬢やってやるよ!」と言い出す。
真央もそれに賛同。テレビ局の局アナである真央は変装して店に出るとやる気満々である。

そしてSWANのリニューアルオープン当日。不安げに店の扉を開けた七海の目に飛び込んできたのはきらびやかに着飾ったたくさんの女性の姿だった。
鎌田はキャストが辞めてしまうことを想定して知り合いに声をかけてスカウトしていたのだ。
キャストは七海を入れて17名。そこに私らを入れて20人だと言いながら真由美、真央、千尋が店に入ってきた。

SWANの滑り出しは順調だった。七海が連れてきた三人も持ち前の美貌と接客テクニックで客の気持ちをつかんでいった。
しかし七海はガチガチに緊張して客の話にもうまく合わせることが出来ていなかった。
客に手を捕まれて払いのけた七海はテーブルのボトルとグラスをひっくり返してしまう。
ぺこぺこと頭を下げて謝る七海。客は笑って許して最後に七海の巨乳を揉んで帰って行った。
こんなことでやっていけるのかと悩む七海の目に店を辞めた黒服とキャストが店を見つめているのを見つける。

夜王 2007/4/26号

第203話 圧倒

整形で耕三は翼に変身した。その顔と黒服の経験を生かして翼はホストの世界に入ってきた。
己を磨き、遼介を倒すためにここまでやってきた翼。
その成果がこの誕生日対決に現れていた。次々とやってくる翼の客。売り上げはついに6000万円を突破した。

その時、遼介に電話が入った。電話の主はエトランゼの愛夢だった。
愛夢はお婆ちゃんと一緒にいるから出てきて欲しいと言う。
老婆は心臓が悪かったらしく道ばたにうずくまっていた。苦しい身体を起こして耕三の行方を尋ねる老婆。
遼介は翼が耕三であることを告白する。
そして耕三は元エトランゼの黒服であることを聞いた愛夢は自分に言い寄ってきた黒服、石川耕三のことを思い出した。
遼介は老婆と愛夢に耕三のことは任せて欲しいと告げてロミオに戻った。

修は愛夢を店に連れてくるように言っていたが遼介は一人で帰ってきた。
翼との売り上げの差は500万円にのぼっていた。

破天荒 2007/4/19号

第27話 弱肉強食

智也は歌舞伎町を歩きながら考えてた。
「俺は進んで夜の世界に来た。そして百人以上のホストがいるロイヤルで五指にはいるまでとなった。オレは選ばれた存在だ。だからこそ相澤武が許せない。必ず俺の前から消してやる!」

同じ頃、武は今日ヘルプに付いてくれたホストと居酒屋に来ていた。
智也との関係を心配する譲二の心配をよそに笑顔で酒をつぐ武。譲二はこの武の前向きな態度に好感を持つ。

それからも武は派閥に関係なく開いているホストにヘルプを頼んだ。いつしか10人近いホストが武のヘルプに入っていた。
智也派のホストはそれをおもしろく思わず、智也もそろそろ武つぶしに動くことを考える。

ヘルプに付いているホスト達は武が派閥を作ることを望んでいた。
そこに武が入ってきて今日もヘルプに付いてくれるように頼んでいるとそこに智也が入ってきた。
智也はヘルプのホスト達を落ちこぼれと挑発する。それに怒った武はついに自分の派を立ち上げて売り上げで勝負することを宣言する。
智也が負けたら武の言うとおりにする。武が負けたらホストの世界から消えてもらう。
二人の全面対決の火ぶたが切って落とされた。

2007年04月10日

華なりと 2007/4/25号

第4話 鬼の家

屋形「琴の家」にやってきた琴美。「鬼の家」と呼ばれる屋形の女将はどんな人物かと恐れていたが、そこに現れたのは美しい女性だった。
彼女は笑顔で琴美を招きいれたが琴美が入り口の敷居を踏んだ瞬間に彼女の顔が鬼に変わった。

敷居は家の外と中のけじめとなる境界線。他所様の家に入る際は礼儀として必ず心のけじめをつけてまたがせてもらうものである。
他所様のお座敷に上がるのが舞妓の仕事。だから、心のけじめをつけて敷居をまたぐのは舞妓の基本の心構えだ。
反省した琴美は改めて琴の家の敷居をまたごうとする。その敷居はなぜかとても高いものに見えていた。

すでに巽の親方から紹介を受けていた女将は琴美を預かる前に琴美に服を脱げと命じる。
女将だけではなく新藤もいる部屋で服を脱ぐ琴美。
女将は琴美の顔をじっと見つめる。そして体を改めた後「仕込みの修行を半年でやってもらうことが条件」と告げる。
さらに、仕込みを途中でやめる場合には後見人に違約金として一千万を払ってもらうことになっていると言う。
しかし琴美は、すべての条件を飲み、琴の家に入ることを宣言する。

そして三月。中学を卒業した琴美をみんなが見送りに来ていた。
友達の由衣は舞妓になることをあきらめていた。親に反対されたのと、背が高いと舞妓に相応しくないためだ。
由衣は琴美から身体検査のことを聞いて、それは琴美の背がこれからどのくらい伸びるか見ていたのかもしれない。だから半年で見習いになれといったのかもしれないと考える。
琴美は家族や友人に別れを告げて祇園に旅立っていった。

女将は服を脱いだときの琴美の表情を思い出していた。あれは私を紹介した人間、巽の親方を信頼していたからだ。だから私を信じることができた。
私のしごきであの子が美しく輝くか、それとも散ってしまうか・・・

艶恋師 2007/4/24号

其の29 柳都の出会い

新潟市にやってきた菊之介。狙いは「ロシアンクラブ」だ。
「サハリン」というクラブに入った菊之介だが、店は閑散としていた。
席にはタチアナとナターシャという二人の女が着いた。
二人ともロシア人かと思ったが、タチアナはルーマニア、ナターシャはウクライナの人間だった。
天然ガスの産出で景気がよくなったロシアからは出稼ぎに来る女性が減っているそうだ。

そんな中、店で唯一のロシア人ホステスが同伴出勤してきた。ミーシャというその女は店の客半分以上を自分の客に持つナンバーワンだった。
しかし、ほかの国のホステスには見下した態度を取り、絞りつくした客は出入り禁止にして捨てるそうだ。
確かに、ミーシャの態度は横柄に映り、菊之介はタチアナたちの言葉に嘘はなさそうだと感じる。

やがて、タチアナたちはステージに上がり、ショーが始まった。
その間にトイレに入った菊之介。そこで一人の中年男性とぶつかってしまう。l
ぶつかった衝撃で男の手から落ちたものは、ナイフだった。

帝王 2007/4/23号

第19話 信頼

保証人を立てないと店は貸してもらえない。大きな問題に直面した翔は公園で一人考え込んでいた。
何人かの客は事情を聞いて保証人を申し出てくれたが、店の運営について口を出してきた。
これでは仲間たちとの自由な雰囲気を壊してしまうような気がする。しかし、保証人の問題は深刻だ。
翔は自分が何も考えずに生きてきたガキだったという思いに苛立ち一人公園で叫びだす。

そこに馴染みのすし屋の大将が声をかけていた。
彼はシャルマンのビルの近くで鶴寿司という店を営んでいる主人だった。
地元の少年野球チームの監督をしている大将は野球好きの翔を誘い、キャッチボールや少年野球のコーチを頼んだこともあった。

翔の悩みを聞いた大将は「俺だって保証人なしじゃ貸さねぇな」とつぶやく。
大将もクレインビルというビルを持つオーナーなのだ。
しかし、大将は「でも、若いうちはそういう無鉄砲さが大事なんだよ。俺が保証人になってやるよ」と言い出す。

早速大将とともに大崎を訪ねた翔。大将は大崎に
「輝咲君は好青年ですよ。野球をやっているとその人間の性格がわかる。この子は大丈夫です。」と翔を褒め称える。
地元の名士「鶴寿司」にそこまで言われては・・・と大崎は翔に店を貸すことを承諾する。

ついに店を借りることに成功した翔。
このとき、他人に信頼されると言うことがどれほど大きな財産になることかを翔は学んだ。

破天荒 2007/4/12号

第26話 灯が燃える

ホストになって三ヶ月。武は少しずつ指名を獲得していった。
たまに指名が重なるときもあり、そんなときは先輩ホストの譲二にお願いしていた。
それでも武の売り上げは智也には遠く及ばなかった。しかし、智也派のホストですら「相沢は力をつけている。ひょっとするとひょっとするかもしれない」と噂するようになっていた。

武の武器は「話術」だった。背も低く、容姿もさほどよくない武は、話術で女性を盛り上げて気をひきつけていたのだ。
その甲斐あって客の中には高い酒を入れる人も出てきた。
ある日指名がかぶってしまった武。いつもお願いしている譲二はすでにほかの席についてもらっている。
武はナンバーワンホスト直樹の派閥のホスト二人に助けてくれるようにお願いする。
今回だけでいいからと頭を下げる武。普通はヘルプにつくほうが頭を下げるものなのに。
結局二人はヘルプにつくことにする。武は自分の指名料から二人のバックが出るように店に頼むことにした。
客席につけないつらさは自分も身をもって知っていた。だからこそ身銭を切って彼らに報いようとしたのだ。

閉店後、譲二とさっきの二人に礼を言う武。お礼に食事をおごると言う武を智也が呼び止めた。
「ほかの派閥の人間をヘルプにつけるとはどういうことだ。派閥を作っている人間に対する侮辱か!」
そう問い詰める智也。そこに当の直樹が入ってきた。
ここは俺の顔を立てて収めて欲しいと言う直樹に言い返すこともできずに去っていく智也。
直哉は武が力をつけてきた今、智也との衝突は避けられないことを感じ取っていた。

夜王 2007/4/19号

第202話 翼の決心

愛夢を守りたい。そう決意した耕三は黒服の仕事を真剣にこなしていった。
いつしか彼はキャストに頼られる黒服として成長していた。
ある日耕三は愛夢に自分の思いを告げる。

いつか送迎するときに「キャバクラで働くのは大変だ」と言っていましたね。
愛夢さんを苦しみから解放するにはどうすればいいか考えていました。
愛夢さんのために貯金しました。僕と一緒になって欲しいんです。

しかし、愛夢は耕三にそんなことを言ったことなど覚えていなかった。
耕三の思いを笑い飛ばした愛夢は誰か好きな男がいるのかと詰め寄る耕三に
気になる男はいる。ロミオの遼介だ。と言う。

あなたがロミオに入って彼からナンバーワンの座を奪うような男になったら興味がわくかもしれない。
そういって愛夢は去っていった。
しかし、あきらめ切れなかった耕三は何度も愛夢にアプローチを繰り返していた。
そのことは店に知られることになり、愛夢に近づくなと釘を刺されてしまう。

愛夢の言う遼介という男はどんなやつなのか。
ロミオの入り口で遼介を見かけた耕三は自分もホストになって遼介を倒すことを決意する。
そして「耕三」は、整形手術を受け「翼」に変身した・・・

艶恋師 2007/4/17号

其の28 祭りの秘密

最後に現れた女の正体はこの旅館の女将だった。
女将はこの村の風習について語りだす。
この村には昔から夜這いの風習があった。十二月から二月までの三ヶ月の間、満月の夜だけは女が男に夜這いをしてもいいという風習が。
それは男たちが出稼ぎに行っている期間、性にまつわるトラブルを防ぐために決められたものだった。
現在では出稼ぎの習慣もなくなって、夜這いの風習もいつしかなくなっていた。

しかし、女将はこの旅館内でこの風習を復活させることにしたのだ。
それは別の場所に幹線道路ができてすっかり寂れてしまったこの村を復興させるためだったのだ。
女将も、仲居たちも一人身の女性ばかり。それならばとごくマニアのお客様だけを対象として夜這いのある旅館として営業することにしたのだ。

信頼できる身元のはっきりした方だけを会員としているという女将に、自分は飛び込みだがよかったのかと聞く菊之介。
女将は菊之介のことを知っていた。東京で出張ホストを買った時に竿師・菊之介のうわさを聞いた女将は神楽坂で菊之介の姿を見ていたのだ。

最後にもう一度抱いて欲しいと言う女将の頼みを聞き入れる菊之介。それを見ていた仲居たちも菊之介に頭を下げる。
たくましく生きる女性たちの力に感動しながら菊之介は新たな旅に出るのであった。

帝王 2007/4/16号

第18話 障壁

翔は仲間たちと店を再開するために自分がオーナーになることを決意した。
ホスト時代の貯金は残っている。蓮との勝負で自腹を切ったように見えたが、店長の計らいでその分は払わなくてすんでいた。

早速この店のオーナーに会いにいった翔。
大崎というオーナーはシャルマンが入っている物件を貸して欲しいという翔に対して
「ワシはな・・・どうも、ホストクラブちゅうのが・・・ホストという人種が嫌いでな。」と話しはじめ、女にこびて恥ずかしくないのかと翔に問いかける。
翔はホストクラブとは女性を癒すための店。男妾のような浮ついた考えはないと答え、改めて店を貸してくれるように頭を下げる。
翔の気持ちを受け入れた大崎は賃貸料についての条件を出す。自分には貯金がある。家賃はきちんと払えるという翔の答えを聞いた大崎は
「水商売の若造のくせに金をちゃんと扱えるのか。」と感心して、店を貸すことを承諾した。

ただし、保証人を立ててもらうと大崎は言う。不動産を借りるのに保証人は不可欠だ。
社会的に認められている者、何かあったとき翔の代わりに家賃を払ってくれる人を立てなくてはならない。
親にも半ば感動されている翔に心当たりのある人物はいない。
大崎は保証人の無い人間には貸すことはできないと席を立つ。
そして、これから世の中で何かをなしたいと思うのなら、人間関係を築くことだとアドバイスを残す。

人間関係。翔の最初の試練だった。

女帝薫子 2007/4/15号

第15話 母の真実

宮沢潤の父、松嶋は紗也の母である薫子に心当たりがあるという。
しかし、薫子と知り合った店はすでに無くなっている。松嶋はその店のままだった人に聞いてみると言ってくれた。

家に帰った松嶋は苦悩していた。実は松嶋は現在も薫子のことを知っていた。
二人のことを考えて紗也にうそを伝えた松嶋は、薫子に話をするべく数奇屋通りにやってきた。
そのころ紗也は純平に母のことを報告していた。笑顔で話す紗也によかったなと答える純平。
しかし彼も女性問題で悩んでいた。

その夜、閉店近くに松嶋がやってきた。松嶋は閉店後に紗也をバーに呼び、母について話した。
「彼女はもう亡くなっていた。長い間病に臥していたそうだ。」
それを聞いた紗也はこれまで尽力してくれた松嶋に礼を言い、店を出て行った。
しかしこれも松嶋のうそだった。実は紗也の母親は生きていた。しかし、彼女は紗也に会いたくないといっていたのだ。
つらい思いを一人で飲み込む松嶋。

気丈に店を出た紗也だが、街を歩くうちに悲しさが襲い掛かってきた。雨の中しゃがみこむ紗也。
そこに偶然純平が通りかかった。紗也は純平の腕の中で泣き崩れた。

嬢王 2007/4/15号

第64話 PURE GIRL

彩をデートに誘った郁。彩が持つ心の傷をきっかけに落とそうとする郁だが、彩の心には傷ひとつ見当たらなかった。
心理戦は通用しないと誘った郁は強引な手法をとることにする。
公園でわざとプールに突き落とし、部屋に連れ込む作戦だ。しかし、ちょっとしたハプニングで作戦は失敗。

初日の作戦はすべて失敗に終わった。
作戦の失敗を報告した郁は銀鱗会の竹山に罵倒される。汚名を返上しようと組の人間を借り受け再び彩に罠を張る郁。

亜莉沙は郁の正体を知っていた。西崎にすべてを話し、彩を助けるように頼み込んでいた。
彩を実力で倒したいという思いからの行動だった。

翌日、公園で郁を待つ彩に三人の男が絡んできた。そこに郁がやってきて三人をやり込める。
・・・という筋書きだった。
しかし、自分の女を沈められた男がその中に入っていた。男は本当に郁を刺してしまう。
裏の筋書きなど知らず、郁を助けようとする彩はあわてて携帯を取り出した。

夜王 2007/4/12号

第201話 因縁

売り上げ対決最終日。ともに誕生日の二人。
開店からしばらくは翼の客が多かった。しかし、エリカなど遼介の客も少しずつ来店して、売り上げの金額は緊迫していた。

なんとしても遼介に勝たねばならない。翼の脳裏にエトランゼで働いていたころの自分が思い出される。
上客に酒をかけてしまい、激怒させてしまった耕三(翼)。それをとりなしてくれたのが愛夢であった。
失敗して落ち込んでいる耕三を励ましてくれた愛夢に答えるためにもがんばって働いていた。
ある日、酔った愛夢を車で送る途中、仕事の大変さを教えられた耕三は、愛夢を守るという強い使命感を抱く。

そんな耕三に何があったのか、何が彼を「翼」に変えたのか?

2007年04月07日

愛人形 2007/4/25号

第14話 父親

ある日のレッスン修了後、愛梨の携帯に泰典からメールが入った。
影山達には千夏と買い物に行くといった愛梨だが、彼らにはお見通しだった。

そして日曜日、泰典と二人で遊園地に来た愛梨はたくさんの乗り物に乗ってご機嫌だった。
ソフトクリームを食べながら愛梨は泰典に子供の頃の話をする。
母と二人暮らしでお金がなかったから大きな遊園地に行くのは初めてだと言うこと、
母の病気がひどくなったので高校を中退して働きだしたこと、
年をごまかしてメイドキャバクラで働いていたこと、
最初はメイドカフェだと思って面接に行ったが店長に頼まれて働き始めたこと、
みんな自分を娘か妹のように思ってくれて、お客さんとデートの経験もないこと。
泰典は愛梨の話に驚きつつも本当に処女ならやりがいが出てきたと暗い笑みを浮かべる。

一方、赤坂のエアライズでは社長が息子から衝撃の事実を聞かされていた。
愛梨は片桐さゆりの娘である。父親を捜すことを条件に芸能界入りを許してもらったらしい。
三田村順子の最大のライバルになるであろう愛梨の出生の秘密が分かればいざというときの武器になる。
それを聞いた社長は愛梨の父である可能性があるのは
映画監督 神台寺真
俳優 高城龍二
脚本家 野本秀樹
の三人の名を挙げた。

そして愛梨は、席を離れた泰典が帰ってこないのを心配していた。
泰典はトイレで覚醒剤を打ちながら愛梨を陥れる計画を練っていた。

翔びなさい!アヒル 2007/4/25号

第2羽 熱弁!5時から男

居酒屋チェーン笑民のキャバクラ業界進出担当に任命された鎌田と七海。
帰宅した七海に事情を聞いた二人の姉は「あんたの巨乳はキャバクラでウケル」と七海をからかう。
怒って部屋を出る七海。しかし二人は何に対しても自信を持てない七海がうまくいくのかと心配する。

風呂から上がった七海を上の姉千尋が呼び止める。千尋は七海を部屋に招いて簡単な化粧をしてやる。
鏡の中には今までと違う七海の姿があった。驚く七海に
「七海がキャバクラに挑戦する価値、あると思うな。頑張ってみなさいよ」とエールを送る。

翌日、鎌田と二人で店がある歌舞伎町に出勤。
二人が働く「SWAN」という店に入った七海はこの間行った店と雰囲気が違うと感じる。
ミーティングが始まり、鎌田と七海を紹介する店長。
しかしキャスト達はメールを打ったりよそ見をしたりとまるで話を聞こうとしない。
鎌田はいきなり店の帳簿を広げ、「お前らは一人残らず給料泥棒だってことだ!」と店のものを罵倒し始める。
突然の発言に黒服の青年やキャスト達がくってかかる。
鎌田は更に使えないヤツはどんどん辞めろと挑発し続ける。そして、
「”みにくいアヒルの子”はどこへ行っても”みにくいアヒルの子”だ。こんな最低の店さえやっていけないお前らもダメ社員の俺も、愚図でのろまな山咲も”みにくいアヒルの子”だ。ならここで踏ん張ってみないか?」と熱弁をふるう。

結局改装のために休みになる一週間の間に働くかどうか意思表示をして貰うことになった。
七海は鎌田の熱い言葉に少し感動していた。

そして五日後、改装工事は順調に進んでいた。しかし、思ってたより多くのキャストや黒服が辞めてしまったのだ。

(ひとこと)大きいお姉ちゃんが千尋、小さいお姉ちゃんが真央。以上覚え書きでした。