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  • 3月
  • 29
  • 2007
18:01

第3話 後見人

「俥屋 巽」に運び込まれた琴美。
翌日、目覚めた琴美は後見人を紹介するという約束を守ってもらうために進藤を探して階下に降りる。
そこにいたのは進藤の親方だった。

進藤は親方に「琴の家」に琴美を紹介して欲しいと頼んでいた。
しかし、親方は過去の不義理を償うために祗園にいる自分は後見人にふさわしくないと断っていた。

親方が作った大根炊きを食べる琴美。あまりのおいしさに7杯も食べてしまう。
大根炊きは師走の京の名物料理。厄払いの御利益があると言われている。
「京都の人間は何かにつけて験をかつぐ体質(たち)なんや」
そう聞かされた琴美は京都のことを全然知らない自分を反省して、もっと勉強しようと宣言する。
親方は自分の至らないことを素直に反省する彼女の成長をもっと見てみたいと感じる。

琴美は大根炊きを見つめて「コレ!お母さんの味がする」と感想を伝える。
おいしい料理は人を守る。そんな思いが伝わってきたようだ。
自分のわだかまりを癒してもらったような感覚を覚えた親方はこの娘ならあの家でもやっていけるかも知れないと考えを変える。

親方は帰ってきた進藤に琴の家に連絡を入れたこと、琴美の後見人になることを告げる。
進藤に連れられて琴の家にやってきた琴美。鬼と呼ばれる女将はどのような人物なのか…?

(ひとこと)大根炊きのシーンは、もっといろんな言葉が詰まっています。ぜひ作品を読んでみてくださいね。

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