« 帝王 2007/4/2号 | [倉科遼を読む]メイン | FLASHにインタビュー掲載。 »

  • 3月
  • 22
  • 2007
04:02

第24話 生き残りの日々

智也との対決を誓った武はまず路上キャッチを始めた。
今では当たり前になっているキャッチだが、この時代にはその考えがなかった。
武が智也に勝つために考え出した苦肉の策だったのだ。

しかし、ホストクラブのイメージが今より悪かった時代。声をかけた女性は軽蔑するような目つきで去っていくばかりであった。
智也にも見下され、客もつかず。それでも武は出勤前の数時間をキャッチに費やしていた。

それから数日後。セールスマン時代の客である加藤夫人に声をかけられる。
自分がホストをやっていることを告げ、名刺を渡す武。
しかし、家庭を持つ加藤夫人の立場を考えずに自分のことばかり言ってしまったことに後悔の念を抱く。
その日も、定位置となった待機席で智也のイヤミを聞く武。
そこに指名の客が入る。加藤夫人が同じく武の客だった主婦仲間を連れて来てくれたのだ。
さらに、路上で声をかけた女性も武を指名。先輩ホストにヘルプをお願いして女性の元へ行く武。

これからが本当のスタートだ。

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