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  • 3月
  • 17
  • 2007
20:41

第14話 再開

目の手術をした宮沢を見舞う紗也。宮沢は後援会の人や俄か友人と同じように紗也や美樹もまたチャンピオンベルトを失った自分から離れていくものだと思っていた。

しかし紗也は先日店にやってきた松嶋を宮沢に合わせたいと思っていた。
彼は宮沢潤の父親に違いない。同じ運命を持つものとして宮沢を放って置けなかったのだ。
松嶋を待ち続ける紗也。しかし松嶋はなかなかゴージャスに現れなかった。
意を決した紗也は松嶋に直接電話を入れた。
松嶋を呼び出した紗也は非礼をわび、本題に入る。
「松嶋さんは宮沢潤クンのお父さんですよね。失明する前に会ってあげてください。お願いします。」

果たして松嶋は宮沢潤の父親だった。
3日後、松嶋は亜細亜自動車と経団連会長を辞めると役員会で宣言する。
その翌日、紗也につれられて宮沢を見舞う松嶋。
松嶋は父の名乗りを上げ、母とのことを語りだした。

会社役員に選出された頃、松嶋はある女性とで知り合い、愛し合ってしまう。
しかしそれに気づいた彼の妻がノイローゼになってしまい、自責の念に駆られる。
事情を察知した女性は松嶋の前から姿を消した。しかしすでに彼女は子供を身ごもっていたのだ。

そうして生まれた宮沢だが、母は難産で命を落としてしまった。
施設に預けられた宮沢がチャンピオンになり、父を探していることを知った松嶋は偶然銀座で宮沢を見かけ、紗也から息子のことを聞き出し、そして紗也の話を聞いて名乗り出る決心をしたのだ。

これからは仕事をやめて一緒に暮らしたい。妻を亡くした自分にとって家族は君しかいない。
そういわれた宮沢は「俺がボクシングをやったことは間違いじゃなかった」と涙を流す。
数日後、包帯を取った宮沢はそこに父の姿を見て改めて涙を流す。

松嶋は紗也に感謝の言葉を述べ、「君もお母さんを探すために銀座に来たとか」と問いかける。
秋田から銀座に来た「薫子」と言う女性を探していると言われ
「十数年前、秋田から来た薫子という女性を聞いたことがある」と思い出す。

紗也の母の消息が明らかになるのか?

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