« 女帝花舞 2007/3/23号 | [倉科遼を読む]メイン | 艶恋師 2007/3/27号 »

  • 3月
  • 17
  • 2007
19:24

第15話 一歩

11月29日、輝咲翔企画、プロデュースのホストクラブ「シャルマン」がオープンした。
ホストは翔を入れて7人、それにオーナーとその娘、恵がカウンターを担当する。

オープン日の客はほとんどが翔の顔なじみやつながりがある人間だった。
席には着かず、店長として付回しに励む翔は経験者の達也たちに助けられながらなんとか一日目の営業を終了した。
「一度やると決めたことは、どんなことでも、納得するまで、全力でやり通す。」
輝咲翔の哲学はこのときに芽生えた。

それからシャルマンは上々の繁盛ぶりを続けた。客は「ギャルソンズ」でいっぱい飲んで「シャルマン」へ流れる。翔の目論見どおりにバーも繁盛させることに成功した。

経験の少ない小川などのホストには「枝」の客をつかむチャンスを与え、間違いを犯したホストはその場で裏に呼び出して注意していった。何がいけなかったのか理解しやすいし、客に対してすぐにケアすることができるこの方法でホストたちも成長していった。

こうしてシャルマンは順風満帆に営業を続けた。

コメントする