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  • 3月
  • 11
  • 2007
18:38

第198話 翼の過去

翼の快進撃に調子付く翼派のホストたち。遼介派のホストに挑発されてもひるむことはなくなっていた。
しかし源太は先日の翼の姿を思い浮かべ、何かが起こるような予感がしていた。

老婆は今日も孫を探していた。エトランゼの前で亜夢に声をかけられる。
老婆は亜夢に孫のことを語る。
両親が離婚し、彼を引き取った母親も病気でなくなり、彼女が母親代わりとなって育ててきた。
母がいない寂しさやお金がないつらさを堪えて祖母を思いやる少年だった耕三は、高校を卒業して東京に働きに出た。
しかし、しばらくすると連絡が取れなくなった。電話をしても出ない。そこで探しにきたのだ。

話し込む二人の姿を見た遼介が声をかける。
自分も周りの人に聞いてみるという亜夢に頭を下げる老婆の手から耕三の写真が落ちた。
拾おうとする彼女の前に白い靴が現れた。

そこには翼が冷たい目で立っていた。
手伝ってほしいと言う亜夢の言葉を無視する翼に「冷たいのね」と言う亜夢。
突然翼は落ちていた写真を踏みつけ「冷たいのはどっちだ!!」と叫んで去っていった。

翼の声を聞いた老婆は驚いた表情でつぶやく「コウちゃん?」

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