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  • 3月
  • 7
  • 2007
18:13

第22話 ネオンの狭間

ホストになって三日。武が客席に着くことはなかった。
先輩ホストの智也にヘルプにつかせてやると言われていたものの、なかなかお呼びはかからずほかのホストばかりがヘルプにつかされていた。

智也はなかなかヘルプにつかせてやれなくてすまないと謝りながら花屋に行って頼んでおいた花束を取ってきて欲しいと頼む。
花屋に行った武は智也の花束代1万円を立て替えることになる。

しかし何日たっても武にお呼びはかからない。なぜ付けてもらえないのかとボーイに詰め寄るが「今のお客様にはさっきのホストのような長身のホストが好みなのだ」と言われる。
しかしこのボーイの言葉は嘘だった。智也がボーイに武に客を付けないように頼んでいたのだ。

結局席にはつけず、花束の立替も払ってもらうことなくその日を終えた。
明日こそは!と自分を勇気づける武。
智也は武をヘルプに付けるつもりはまったくなかった。チンチクリンなくせにいっちょ前にダンスだけはうまい。そんな武を疎ましく思い、雑用係としてこき使って店から追い出すつもりなのだ。

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