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  • 3月
  • 2
  • 2007
02:27

其の23 雪乃の決心

菊之助をパパと呼んで抱きついてきたのは雪乃の息子、慎一だった。
雪乃は慎一を寝かしつけ、菊之助に今日は泊まってくれるように頼む。
翌日、菊之助の上に飛び乗って彼を起こす慎一。朝ご飯を食べたら大急ぎで着替えて菊之助と遊ぼうとする。
雪乃によると慎一は生まれたときから父親の顔を知らず、初めて家に上がってきた男性と言うことで父親だと思いこんでいるのである。
慎一と大きな雪だるまを作った後、屋根の雪下ろしを買って出る菊之助。
まるで父親になったようだ。家族というものを知らずに育った菊之助はあったかい気持ちになる。

その夜も泊めてもらうことになった菊之助。明日は行ってしまう菊之助に雪乃は何もお礼はできないが、せめて…と、着物を脱ぎ出す。
「私を抱いてください」

そう言った雪乃の肌は透き通るように白く肌理細かく、陰毛は竜巻火焔だった。

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