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  • 3月
  • 1
  • 2007
23:28

第13話 剥離

ホテルの部屋で突然倒れた宮沢。心配する美樹だが宮沢は病院には行かないと言って帰って行った。
その後行った病院での診断は「網膜剥離」。オフィシャルドクターに知られたら一発で引退させられる。
両親に会いたいがためにボクシングを続けている宮沢は父が見つかるまでチャンピオンでいたいと考えこの事実をひた隠しにする。

2週間後。再び店に現れた宮沢は何事もなかったように酒を飲んでいた。しかし紗也が差し出したグラスをつかみ損ねて落としてしまう。紗也は宮沢の目に何かが起こっているのではないかと感づく。
宮沢を送った直後、紗也を一人の男性が呼び止めた。宮沢のことを聞きたいという男性を店に招き、彼について話す紗也。生い立ちについての話を聞いた男性の表情を見て紗也はこの松嶋という男が宮沢の父親ではないかと考える。
帰り際、そのことを松嶋に問いただしてみたが彼は静かに首を横に振るだけだった。
松嶋が去った後、百合ママが「あの方は経団連副会長で亜細亜自動車社長の松嶋さんだ」と教えてくれる。

そして2ヶ月後、前チャンピオンとの防衛戦。宮沢は全くいいところ無く挑戦者のロドリゲスに負けてしまう。
網膜剥離のことも明らかになり、ボクサー生命は閉ざされてしまったかに思われた。
もはや宮沢にはなんの価値もないという美樹。しかし紗也はこんな時こそそばにいてあげるべきだと宮沢の病院に見舞いに行くことにする。
そこで紗也が見たのは目を包帯で覆われた宮沢の姿だった。

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