- 1月
- 27
- 2007
15:55
第22話 父の墓にて
ニシザワ紡績の仕手戦から3年。F県新條家の紅葉台スパリゾートは東証一部にも上場して商売繁盛だった。
すべては桜子の実家、紅葉閣の乗っ取りが成功したためだ。
新條理沙は父である社長の秘書として働いていた。将来は安泰と笑い会う新條と田所代議士だが、理沙はこの町に桜子がやっていることを予測していた。
東京では桜子がソープを辞めることを決意していた。これまでの仕手戦で出資者やネットワークの信頼を得て新條・田所への復讐銭を始めるためである。
ソープ嬢としての最後の客は社長の織田だった。織田は桜子に礼を言い、お前はすべてのソープ嬢の希望の星だと勇気づける。
4年ぶりの故郷。桜子はまず父の墓に向かった。
お墓には花が添えられきれいに掃除してあった。一体誰が?そう思う桜子に呼びかけたのは幸代であった。
幸代さんのためにも紅葉閣を再建してみせる。新條家のスパリゾートを買収してやると固く誓う桜子だった。
