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  • 12月
  • 15
  • 2006
20:29

第8話 銀座のコンシェルジュ

ある日の夜、紗也は百合ママに自分の生い立ちを話していた。
母の名は薫子。秋田から銀座に出てきた母を捜すためにこの街に来たのだと。
しかし、銀座で本名や本当の素性を話さない女も多いと百合から聞き、母のことを知っている人が欲しいと強く思う。

次の日。美容室の店員に母のことを話す紗也。彼女は母のことを知らなかったが、その代わりに「銀座のコンシェルジュ」と呼ばれている内藤のことを教えてもらう。
彼は銀座のほとんどの女と常連客を記憶しているというのだ。

早速内藤に話しかけてみることにした紗也。しかし彼も薫子という女性のことは知らなかった。
内藤は生き別れた妹を捜すために銀座にやってきた。妹は見つからなかったが今でもきっとあえると思って生きている。

彼は紗也に一つのアドバイスを授ける。一度銀座に入った女は銀座以外の街に出ることはない。だから必ず銀座にいると。

最後に彼は自分のアルバムを見せてくれた。銀座をやめたホステスが幸せになった姿を送ってくれたものだ。
銀座の良さを再認識した紗也はこれからもこの街で生きていこうと誓う。

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