- 12月
- 6
- 2006
BJ魂(こん)32号に掲載。
Q-1がスタートしたクリスマスイブの夜の物語。
イブにスタートするQ-1に向けて気合いが入るスタッフとキャスト。
そんな中、彩は24日に休みが欲しいと言い出す。
一度は退けた長谷川だが、西崎にすべて任せると言われ、彩の休みを許可する。
彩の行き先は父親が入院している病院だった。
父の病室の隣に入っているタカシという少年とイブを過ごしたいと思っていたのだ。
タカシとの出会いは父がこの病院に運ばれてきた日だった。
話を聞き泣き崩れる彩を「まだ…生きてる」と慰めてくれたのがタカシだったのだ。
タカシは交通事故で同乗していた両親と妹を亡くしていた。
「僕も死んだ方がいい」と自棄になっているタカシを彩は抱きしめる。
「みんなはタカシ君の心の中に生きている。想うのをやめたらみんなは死んじゃう。だから生きている人は天国に行った人を心の中で生かし続けるの。」
元気を取り戻したタカシと別れ、父の病室に戻った彩。
うとうとしていた彩に父の声が聞こえたような気がした。「まだ彩を待っている人、いるんだろ?行きなさい」
彩は病院を出て、店へ向かう。
そのころタカシは彩からのクリスマスプレゼント、水彩絵の具で彩をはげます絵を描いていた。
翌日の店内は彩の客でいっぱいだった。Q-1のこけら落としイベントもかすむほどの彩の力に真帆や亜莉沙も目を付ける。
タカシの絵は彩とその家族が笑顔で描かれていた。
「おじさん はやく げんきになってね」
