« 女帝花舞 2006/12/15号 | [倉科遼を読む]メイン | 嬢王 <特別編> »

  • 12月
  • 4
  • 2006
22:19

第4話 命令

ブルーナイトに勤めて一週間。一通りの仕事を覚え、ジムやエステで自分を磨く翔だが、女性を楽しませる「会話」については全く自信がなかった。

そんなある日、先輩達也の席で美雪という客の接客を勤める翔に城内指名が入った。
ブランデー一気をさせた蓮の客、愛だった。
愛の毒舌を笑顔でかわす翔。今日もまたアイスペール一気を強制する愛に対して体質的に酒が飲めないためお断りさせて欲しいと言う。
その分ソフトドリンクで売り上げをあげるという翔に蓮がかみつく。

「ボトル1本分と言えばソフトドリンク何百杯分。そんなに飲めるわけがない。酒が飲めないホストなど認めない。」

しかし先ほどの客美雪が翔に助け船を出す。
「自分も酒が苦手。でもこういう店に行くとボトルを入れなければいけない。どこか変だと思っていた。でも、酒が飲めないホストならそんな心配はいらない。一緒にソフトドリンクを飲んで、フルーツをいっぱい頼んで売り上げに貢献してあげたい。」
美雪は初めての指名客になってくれた。

なおも嫌みを言い続ける蓮に翔は
「売り上げのために無理矢理高い酒を入れさせるようなホストにはなりたくない」
と啖呵を切る。

とっさに出てきた「ソフトドリンクホスト」というアイデアは酒に弱い女性にうけ、1ヶ月を過ぎるころには確固たるポジションを締めることになった。

(ひとこと)「あかんたれ」の「おまけ芸者」を思い出します。芸事が未熟な糸路は、囲碁の相手や手紙の代書などのおまけを付けて客をつかもうとするんです。
つーことで、今回は花登筐テイスト。

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