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  • 12月
  • 1
  • 2006
07:00

嬢王 2006/1/1号

カテゴリ :倉科遼を読む- 連載 - 嬢王

第56話 SEE YOU

ターニャとすれ違いに入ってきた彼女の父。彩は自分をターニャの友達と名乗る。
父親は自分のことを語り始めた。
20年前、まだロシアがソ連と呼ばれていた頃。仕事でやってきた函館で雪恵という女性に出会った。二人はやがて結ばれ、ターニャ(日本名雪乃)が生まれるが、そのころソ連は崩壊。自分の一族は石油利権を手に入れたがそのせいで仕事が忙しくなってしまった。

一族のために働いていたが、家族と離れた時間があまりにも長すぎた。妻雪恵はガンで死に、雪乃は行方不明になっていた。
ようやく見つけた雪乃(ターニャ)を幸せにしたい一心でここに来たが、娘は会ってもくれない。

辛い表情の彼に彩は笑いかける。自分をターニャとの架け橋にさせて欲しいと申し出る。

そのころ、西崎と長谷川はキャストの売り上げをチェックしていた。
真帆と亜莉沙の売り上げが上がってきている。客数は変わらないから客単価が上がってきたのだと思われる。
メグや静香にもその傾向が現れている。西崎は彼女らの固定客が誰かを探ることにする。

真沙奈や西崎の予想通り、彼女たちはそれぞれの固定客と密談を交わしていた。
真帆には銀座復活のために。
メグは彼氏と店を作る資金作りのために。
静香は引き抜きのスカウトマンと。
亜莉沙は12回誕生日のある女として、かぶらない12ラインの客層のそれぞれの客と。

それぞれの思惑が交錯する中、ターニャも復活し、Q-1が再開された…

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