- 10月
- 23
- 2006
第1話 波乱の相
F県の温泉地にある紅葉閣。そこの一人娘大町桜子は卒業を前にして同級生の田頭康一に告白される。
そのころ、桜子を快く思わない新條理沙の自宅では理沙の父親と康一の父親田頭代議士が紅葉閣をつぶす計画を相談していた。
二人の間で康一と理沙を結婚させてはどうかという話が上がる。理沙はこれで桜子を出し抜くことができるとほくそ笑む。
旅館を手伝う桜子の元に父の訃報が飛び込む。仲居の幸代さんは社長の過労死は新條家の紅葉台ホテルと田頭の陰謀のせいだと語る。
幸代と社長(桜子の父)は男女の関係だったのだ。
すべての処理を追え、街を去る桜子。
旅館の客としてであった織田泰嗣を訪ねていった先は…
(みどころ)
・いきなりオープニングが学校の美術室。
・地元有力者と代議士の癒着。
・陰謀により危機に陥る主人公の会社と心労で倒れる親。
・主人公の名前は「桜子」だぁ!
第2話 喪失
新條の会社をつぶし、紅葉閣を復興させる。
その強い意志で吉原のソープランド「泡姫」にやってきた桜子。
オーナーである織田と相談し、自分の処女を高く売ることにする。
政財界にも睨みが聞く建築界の重鎮、業田重雄が桜子の初体験の相手。
「金は払うから処女は好みの男に捧げるがよい」と業田は言うが、桜子は心を込めてサービスする。
そして、これからの自分に覚悟を決めた桜子は業田に処女を捧げる。
(みどころ)
・初めてはうんと醜い男がいい。
・やってきたのはシミシミおじいちゃん。
・どう見ても猪郷先生だぁ!
・桜子は抱かれちゃうけどね。
第3話 邂逅
桜子と別れた田頭康一は新條理沙と婚約していた。
友人に連れられて吉原にやってきた康一は偶然「桜」という名で働く桜子と再会する。
衝撃を受ける桜子だが他の客と同じように「即尺」でのサービスを始める。
耐えきれず射精してしまった康一は驚きととまどいで叫びながら店を出て行ってしまった。
康一に現実を見てしまい落ち込む桜子。事情を知った織田は「辛かっただろうがこれでまた銭夜叉としての階段を一歩上がることになる」とつぶやく。
(みどころ)弱い!弱すぎるよ康一君。
第4話 男の罠
仕事になれてきた桜子だが、彼女を快く思わない先輩恵美に目を付けられる。
恵美は行きつけのホストクラブで桜子を堕とすようになじみのホスト達に頼む。
しかし彼らの口説きテクニックは桜子に通用しなかった。
先輩ソープ嬢のアドバイスを覚えていたため罠に落ちることはなかったのだ。
不機嫌な恵美の元に現れたのは「浅草で有名なホスト」一輝。
一輝はトークではなくセックステクニックで桜子を堕とすことにした。
(みどころ)一輝以外のホストのルックスがあんまりすぎる。それにしても「浅草で有名」ってどれぐらいすごいんだろう?
第5話 誘い
仕事でのセックス、奉仕するだけのセックスしか知らなかった桜子は一輝のテクニックにおぼれてしまう。
ある日一輝は桜子を店外デートに誘う。プライベートで客、しかもホストと会うことの危険性を知っている桜子だが、誘いに応じてしまう。
それを見かねた先輩ソープ嬢の夏希は桜子を食事に誘い、アドバイスを授ける。
(みどころ)今更ですが、桜子の顔って見るたびに違うような気がします。
第6話 約束のキス
美術館、動物園、上野公園。一輝とのデートは楽しかった。
しかし桜子は「もう一輝とはセックスしない」と宣言。
一輝のことは好きだが一輝はホスト。自分は一輝に金を貢ぐことはできないと。
自分の生い立ちと今の立場を語る桜子に一輝は自分も同じような境遇だと語る。
復讐を追え、お互いが求め合っていたらその時に抱き合おうと約束のキスを交わす二人。
(みどころ)一輝の「ご奉仕」で恵美さんあっさり引き下がります。えーっ!
第7話 初めての株
四ヶ月で750万ほど稼いだ桜子。目標である億の金を目指すため株の世界に乗り出そうと考えるが、失敗することを恐れ第一歩を踏み出せずにいた。
そんなある日、銀行マンの大森という客に値上がり確実の銘柄を教えてもらう。
違法であるインサイダー取引だが確実な情報に飢えていた桜子はこの話に乗り、百万円をつぎ込むことにする。
その株は見事高騰。金は倍になった。
当然のことながら大森から誘いが来る。泊まりがけで温泉に行かないかと。
店外で会うようになればお終い。織田の言葉が頭の中で渦巻くが、情報が欲しい桜子は大森の誘いに乗ることになる。
土日に休みを取った桜子に対して織田は妙な男に引っかかっていたければよいが…と心配する。
(みどころ)どう見ても怪しい大森の態度。つーか違法だし。気付けよー桜子。
第8話 破綻の入り口
大森と行った箱根旅行は桜子の支払いになっていた。
インサイダーで金を稼ぎ、女を抱く大森。うすうす気付いているが情報が欲しくて大森の言葉に逆らえない桜子。
それはソープでの仕事ぶりに出るようになってしまう。
新規客に名刺を渡さない。心ここにあらずという感じの接客態度。
桜子を心配する織田は彼女を激しく叱責する。株に手を出していることは知っていたが、火傷をするなら若いうちがいいと思い放っておくことにする。
どうしても仕事が手に付かない桜子は、大森の情報ではなく自分の目で選んだ銘柄を買ってみることにする。
IT関連企業「ベンチャースピリッツ社」の株を百万買う桜子。
(みどころ)いや、この株がどうなるかは読者はみんなわかっているでしょう。
大森さん、ムチャクチャ言ってますなー
